(出典:TableCheckの報道発表資料より)

【ニューストピックス~11月13日】飲食予約のキャンセルを補償/ほか

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TableCheckは11月13日、スマートプラス少額短期保険と連携し、飲食店予約ゲスト向けのキャンセル保険「TableCheckキャンセル保険」の提供を同日より開始したと発表した。同サービスでは、ゲストが交通機関の遅延や感染症、入院などの理由で予約をキャンセルした場合、負担したキャンセル料の100%が補償される。これにより、ゲストは安心して高額コースの予約ができるようになる。また、飲食店にとってもトラブルや関係悪化を防ぎ、安心してキャンセル費用の請求や高額コース予約を受け入れやすくなる効果が期待される。なお、キャンセル保険は航空会社やテーマパークなどで導入が進んでおり、今後は飲食業界でも標準的な仕組みとなっていくことが予想されるという。

【ニューストピックス~11月12日】楽天ポイント、5超Pを突破/ほか

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楽天グループは11月12日、提供するポイントプログラム「楽天ポイント」の累計発行ポイント数が5兆ポイントを突破したと発表した(2025年10月13日付け)。「楽天ポイント」は2002年に提供を開始。累計発行ポイント数が5兆ポイントを突破した背景には、ポイントを「もらう」「増やす」「使う」それぞれの体験が進化し続けていることや、「楽天モバイル」における契約数が増加していることが寄与しているという。「もらう」体験として、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で買い物をすると対象サービスの利用状況に応じて「楽天ポイント」の進呈率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」をはじめ、楽しみながらポイントをもらえる様々なプログラムやキャンペーンを常時展開している。

ゆうちょ銀行が2026年度中に「トークン化預金」提供へ、DCJPY採用で

ゆうちょ銀行は2026年度中にもブロックチェーン技術を用いた「トークン化預金」を個人、法人の両方に向けて提供開始する準備を進めていると発表した。「トークン化預金」に採用されたのはディーカレットDCPやインターネットイニシアティブ(IIJ)などが推進するデジタル通貨「DCJPY」。DCJPYを日本国内の金融機関が発行するのは、GMOあおぞらネット銀行に続いて2例目となる見込みだ。

【夏休みスペシャル】顔認証でゆく、2025大阪・関西万博ツアーズ 〜 ひと筆書きでどこまでいけるか?(後編)

(前回のあらすじ)10月13日の閉幕まで残すところ約2カ月となった「大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)」の会場へ、せっかくなので各所の顔認証サービスを体験しながら、乗りつないで移動してみようと思い立った筆者。日暮里から成田空港へ、そして関西国際空港から南海電車、Osaka Metroと乗り継ぐ長旅を経て、ついに万博会場の入場ゲートで顔認証を突破するところまでたどり着いた。万博会場内は「完全キャッシュレス」なだけでなく、顔認証とキャッシュレスを組み合わせた『顔決済』にも対応しているという。

コラム

【解説】国境を超える「JPQR Global」が接続2カ国目のインドネシアと連携開始

7月5日から、まずは「大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)」で提供が開始された「JPQR Global」。同日からカンボジアの「KHQR」、早くも翌月の8月17日にはインドネシアの「QRIS」と対応国を拡大した。これを記念して8月25日には大阪・関西万博会場内のインドネシア館でセレモニーが開催された。

コラム

【提言】国際ブランド決済やタッチ決済乗車のことを「オープンループ」と呼ぶのは正しくないので、言い換えたほうがよい

近年、国際決済ブランドのタッチ決済に対応するICカードやスマホを使って電車やバスに乗ること、あるいは乗車チケット代わりにすることを指して、「オープンループ」と呼ぶことが、この日本国内でも増えてきたように感じる。転じて、国際ブランド決済自体を「オープンループ」と呼ぶ例も見かけるようになった。言葉が短縮できて便利なのはわかるが、そもそもの言葉の由来や、本来の意味合いを考えると、適当な表現ではないように思われる。そこでこの記事では、今後「オープンループ」と言いそうになったときには、日本語で「タッチ決済乗車(券)」や「国際ブランド決済」と言い換えることを提言する。

コラム

【考察】OliveフレキシブルペイのPayPay対応とはどんな意味があるのか?

5月15日に正式発表となった三井住友カードとソフトバンクのデジタル分野における包括的な業務提携。両社のグループ会社を含み、また非金融分野にもまたがる広範囲での提携がうたわれているが、本誌が注目するのは互いに決済サービスでしのぎを削る三井住友カードとPayPayが一体どのように組めるのか。見えてきたのは、またしてもあのVisaカードが生み出した「変態的な」サービス連携のカタチだった。

コラム

【ありがとう】LINE Payの日本国内向けサービスが終了、キャッシュレスの新天地を盛り上げてくれた10年を振り返る

今日、2025年4月23日の日本時間23:59をもって「LINE Pay(ラインペイ)」の日本国内でのサービスが終了する。過去10年に渡って本誌、電子決済マガジンの誌面をも彩ってくれたLINE Payに敬意を表し、忘れられないトピックを振り返ってみたい。