【ニューストピックス~11月6日】Square 銀聯決済に対応/ほか
Squareは11月6日、同日より、日本国内のすべてのSquare加盟店でカードネットワーク「UnionPay」(銀聯)からの支払いを受け付けられるようになったと発表した。UnionPay(銀聯)は、世界中で90億枚以上のカードが発行されており、毎年、数百万人のカード利用者が日本を訪れている。Squareではこれまで、Visa、Mastercard、American Express、JCBといった主要な国際ブランドに加え、WeChat PayやAlipay+などのQRコード決済にも対応している。今回の対応拡大により、Squareのインバウンド決済ソリューションがさらに強化されることとなる。取引手数料は他の国際ブランドと同様に3.25%で、追加費用や隠れたコストはかからない。また、Squareの決済端末は多言語対応や非接触決済、オンライン請求書機能を備えており、Square POSアプリは無料で利用することができる。
【ニューストピックス~11月5日】ストライプ端末で顔認証決済/ほか
Stripe と日本電気(以下、NEC) は11月5日、Stripeが提供するユニファイドコマースソリューション 「Stripe Terminal」に対応した決済端末「Stripe Reader S700」 (以下、S700)と、NECの顔認証技術を活用した決済サービスの連携の検討を開始したと発表した。Stripeが持つ決済端末、決済サービス・機能とNECの顔認証技術を用いた顔認証決済の組み合わせにより、安心・簡単・便利な手ぶら決済を提供し、顧客体験価値の向上を目指す。プログラマブルなAPIとSDK、統一ダッシュボードを通じ、事業者は複数チャネルでリアルタイムに顧客の行動を把握できる環境を構築できる。決済端末「S700」はAndroidベースのスマートリーダーで、カスタムPOSに対応し、スマートフォンのような直感的な操作が可能なWi-Fi対応モデルとなっている。
ゆうちょ銀行が2026年度中に「トークン化預金」提供へ、DCJPY採用で
ゆうちょ銀行は2026年度中にもブロックチェーン技術を用いた「トークン化預金」を個人、法人の両方に向けて提供開始する準備を進めていると発表した。「トークン化預金」に採用されたのはディーカレットDCPやインターネットイニシアティブ(IIJ)などが推進するデジタル通貨「DCJPY」。DCJPYを日本国内の金融機関が発行するのは、GMOあおぞらネット銀行に続いて2例目となる見込みだ。
【夏休みスペシャル】顔認証でゆく、2025大阪・関西万博ツアーズ 〜 ひと筆書きでどこまでいけるか?(後編)
(前回のあらすじ)10月13日の閉幕まで残すところ約2カ月となった「大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)」の会場へ、せっかくなので各所の顔認証サービスを体験しながら、乗りつないで移動してみようと思い立った筆者。日暮里から成田空港へ、そして関西国際空港から南海電車、Osaka Metroと乗り継ぐ長旅を経て、ついに万博会場の入場ゲートで顔認証を突破するところまでたどり着いた。万博会場内は「完全キャッシュレス」なだけでなく、顔認証とキャッシュレスを組み合わせた『顔決済』にも対応しているという。



