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レポート
「Ponta」が開始15周年でキャンペーン増発、競争激化する共通ポイント市場でどう戦っていく?

日本国内でリアル(対面店舗)展開する共通ポイントとしては、Tポイントに続く2サービス目として2010年に登場した「Ponta(ポンタ)」。開始から15年を経て、共通ポイントを取り巻く競争環境はますます熾烈さを極めている。愛されるキャラクター、ポンタくんの存在も大きな強みであるPontaの15周年施策の数々と、未来の展望を取材した。

レポート
「博物館や美術館を応援したい」ファンのためのエポスカードが登場、12の券面デザインで利用金額の0.1%が寄付になる

近年、「『好き』を応援するカード」のラインアップを強化しているエポスカードから、新企画となる「ミュージアム エポスカード」が登場した。丸井グループの社内コンクールから生まれたというこの企画。いずれも美しいデザインが特長のこのカードに、発案者が込めたミュージアムへの思いとは?

体験レポート
発売初日にデジタル1日乗車券「のりおりくん」で江ノ電ぶらり旅、「クレカで買って・クレカで乗る」のわかりやすさを体験してみる

国際決済ブランド対応のカードやスマホをかざすだけで、電車やバスなどの公共交通機関にそのまま乗車できる「タッチ決済乗車」に、首都圏ではいち早く対応した江ノ島電鉄。その江ノ電で、今月初旬から同じく国際決済ブランドのタッチ機能を利用した新しいサービスが始まった。三井住友カードが提供する総合交通アプリ「Pass Case」を通じて販売開始になったデジタル1日乗車券、「のりおりくん」の使い勝手を導入初日の江ノ電で思う存分体験してきた。

レポート
やっぱり決済端末が好き、でありんす(後編) 〜 ストレスなしのコード決済読み取りから、公共交通のタッチ決済導入支援サービスまで

熱心にブースで各社の説明に耳を傾けていると、思いがけずその会社のトップが通りがかり、社長自らいま一番力を入れている事業を直接説明してくれる幸運に出会えることがある。こんな出会いもまた、リアルで開催される展示会の醍醐味かもしれない。『リテールテックJAPAN 2025』レポートの後編をお送りする。

レポート
やっぱり決済端末が好き、でありんす(前編) 〜 大阪・関西万博の顔認証決済をひと足お先に体験。「ミウラ」のベストセラーモデル後継機もお披露目

今年もこの季節がやって来た。毎年、この時期に東京ビッグサイトで開催される『リテールテックJAPAN』。2025年は3月4日から7日の4日間に渡って催され、延べ7万6千人が来場した(日本経済新聞社調べ)。会場には、いよいよ来月から始まる大阪・関西万博の関連展示をはじめ、決済端末や決済ソリューションの最新事例が並んだ。誰もが知る「あのmPOS端末」の後継機種の姿にも、興奮を隠し切れない筆者であった。

レポート
メルカリがMVNO事業に参入、個人間でギガを売り買いできる「メルカリモバイル」が登場

メルカリは3月4日、同日から新たにMVNO(仮想移動体通信事業者)方式による携帯電話サービス、「メルカリモバイル」を提供開始すると発表した(画面1)。最大の特長は、自身が保有する「ギガ」(データ通信量)をメルカリのユーザー間で割安に売買できること。初期投資が小さいMVNOを選ぶことにより、メルカリとの相乗効果を狙いつつ、事業単体として早期黒字化を目指す。

関連書籍
『インターネット白書2025 / 岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス』(インプレス NextPublishing刊)が発売になりました
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2025年2月12日にインプレス NextPublishingから発売になりました『インターネット白書 2025 – 岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス』に、「決済プラットフォームの動向」のテーマで、電子決済マガジンより寄稿いたしましたので、お知らせします。

関連書籍
【書評】複雑に絡み合った電子決済の仕組みを解き明かしつつ、消費生活相談のポイントを示したガイドブック 〜 「多様化・重層化するキャッシュレス決済 ーそのしくみとサービスを学ぶ一 」(山本 正行・著)

本書は、独立行政法人国民生活センターのWebサイトコンテンツである「国民生活」誌上で、2022年6月号~2023年10月号まで連載された「多様化・重層化するキャッシュレス決済」(第1回~第16回)の内容を一部更新して1冊の書籍にまとめたものである。著者は「カード決済業務のすべて」(一般社団法人金融財政事情研究会、2012年)の書籍などを通じて、それまで詳細な情報が得にくかった国際決済カード業務の仕組みを体系的に整理して解説するなど、複雑に絡み合った決済業界事情をわかりやすく解きほぐして説明してくれることで定評のある、山本国際コンサルタンツ代表の山本 正行氏。

レポート
「チケットレストラン」が提唱する『第3の賃上げアクション』2025年版が開始、アライアンス拡大で企業の福利厚生を後押し

企業が自社の従業員に対して、食事の福利厚生用途に提供可能な「チケットレストラン」を展開するエデンレッドジャパンと、クラウド会計をはじめ「freee」の名称を冠した各種の統合型経営プラットフォームを開発・提供するフリー、そして家事代行サービスを提供するベアーズの3社は1月29日、2024年2月に発表した「第3の賃上げアクション」にて2025年版のプロジェクトを開始したと発表した。企業に福利厚生の活用を促すことで、従業員の手取り額(可処分所得)アップと、企業の税負担軽減のいいとこ取りを提案する。

関連書籍
PayPay公式コラボの『幼稚園』2025年2・3月号は、本物の決済音が鳴る「PayPayのスマホ」付録が登場

小学館の幼年児向け雑誌『幼稚園』。過去にはコンビニATM、セルフレジ、自動改札機などを付録として世に出し、少年少女だけでなく、現在キャッシュレス業界で汗を流す人たちのハートにも小さな火を灯してきた。その2025年2・3月号(2024年12月26日発売)では、ついにコード決済が付録に登場した。正真正銘、本物の決済音が鳴る「PayPayのスマホ」である。

レポート
賃金のデジタル払い 2社目の参入はリクルート&MUFG陣営、「給与を早く受け取れる」に新制度の価値を見出す

リクルートは1月16日から、賃金のデジタル払いへの対応を開始した。一般企業への賃金のデジタル払いの提供は、PayPayに続く2社目。入金先は、3メガバンクやゆうちょ銀行など提携金融機関への入出金が何度でも無料で利用できる「COIN+(コインプラス)」。最大の特長は、給与の「即払い」に限定した使い方だ。

コラム
【電子決済ゆく年くる年】広がるタッチ決済乗車、QR乗車券、顔認証に対応した改札機も登場。「Pay鉄」活動に明け暮れた2024年

年の瀬に2024年の電子決済業界を振り返ってみると、「タッチ決済乗車(券)」の話題が多かったとの印象を持つ読者が多いかもしれない。電子決済マガジンの記者もまた、あちこちで公共交通機関の新しい乗車方法にトライする機会が増えた。

レポート
「プチギフト」のMDPがインバウンド向けクーポンを提供開始、JCBが新開発したキャンペーンシステムにも採用

デジタル(電子)クーポンの配信をコア事業として、システム開発から販売促進の企画提案、クリエイティブ制作などを手がけるエムディーピー(MDP)は12月20日、東京都内で記者発表会を開催し、新たに訪日外国人観光客(インバウンド)向けのデジタルクーポンサービスを提供開始すると発表した。インバウンドの増加に伴って巷で急増中の「IDが付かないレシート」の課題を、デジタルクーポンで解決する狙いだ。

レポート
イーサリアム保有者に毎月年率3.0%のポイントを自動付与、ハイペースで利用者300万達成のメルコインが新サービス開始

初の10万ドル突破で話題を集めるビットコインをはじめとして、暗号資産の動向が再び世間の耳目を集めている。「メルカリアプリ」と一体化した暗号資産取引サービスを提供するメルカリでは、このタイミングで新たに「暗号資産を保有するだけで毎月、自動でポイントが貰える」サービスの提供を開始した。自社ユーザーを暗号資産取引の利用に向けて活発に誘うメルカリの狙いはどこにあるのだろうか。

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