あっと言わせる紙の工作付録で、毎回キャッシュレス業界の関係者をもザワつかせていることでも有名な小学館の幼年児向け雑誌「幼稚園」。新年度4・5月号では、東芝テックの「セルフレジカート」が付録になった。東芝テックと同誌のコラボは2021年5月号以来の2年ぶり2度目。前回の「セルフレジ」から、タブレット画面や車輪も付いて動かせる大幅進化したモデルの登場となった。
スマホのタッチでレシピが決まり、買い回りの楽しさも再現
2月28日に発売となった雑誌「幼稚園」。新年度4・5月号の付録は「セルフレジカート」。モデルになったのは、東芝テックのELERA 売場移動型セルフレジシステム「ピピットセルフ」。本物のスーパーマーケットなどでも導入されている本格的な機種だ。
遊び方は以下の順序になる。実際の動作は動画を見てほしい。
①スマホをスキャナーに近づけると、音声でレシピが読み上げられる
②読み上げられたレシピカードを1枚取って、セルフレジカートのタブレット画面にセット(差し込む)する
③売り場を回ってレシピカードにある食材を取ってスキャナーに近づけると、「ピッ」と音が出て商品登録されるので、セルフレジカートの買い物カゴに収める
④レシピのための3品が買い物カゴに揃ったら、スマホをスキャナーに近づける
⑤レシピカードにある合計金額が音声で読み上げられる
最初にスマホをスキャンした際に選ばれるレシピカードはランダムに選択されるようなので、これまでの付録と比べてゲーム性が加わっている。プログラムの仕組み自体は単純なもののようだが、いつもお父さん、お母さんに任せて一緒に回るだけのお買い物体験を、自分でも自由に試してみたいお子さんにとっては嬉しい機能に違いない。
小学館さん、こんどは決済端末の付録もお願いします!
それにしても、キャッシュレス周りのサービスに関して意欲的なチャレンジが続く『幼稚園』の付録シリーズ。コンビニATM、セルフレジ、自動改札機、そして今回のセルフレジカートと、目の付けどころが新鮮で、毎回業界関係者も大いに着目しているようだ。
この勢いに乗って、ぜひ、本誌からは「決済端末」の付録化をリクエストしたいです。関係者の皆さま、よろしくお願いいたします。
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