
東京都は5月12日、2024年度における都内のキャッシュレス決済比率の調査結果を公表した。東京都では、都民の生活利便性や事業者の生産性向上に資するキャッシュレス化を推進しており、2050戦略における目標として、2026年に60%、2030年に80%を掲げている。今回の調査により、2024年度の都内キャッシュレス決済比率は金額ベースで60.7%(前年比+3.1%)となり、2026年の目標を2年前倒しで達成したことが明らかとなった。都内のキャッシュレス決済比率調査は、都内在住者を対象に2025年1月15日から同月28日にかけて実施されたインターネットアンケートによるもので、4,570名からの回答を得た。調査結果によると、都内全体のキャッシュレス決済比率は金額ベースで60.7%となり、前年から3.1ポイント上昇した。