【ニューストピックス~11月5日】ストライプ端末で顔認証決済/ほか
Stripe と日本電気(以下、NEC) は11月5日、Stripeが提供するユニファイドコマースソリューション 「Stripe Terminal」に対応した決済端末「Stripe Reader S700」 (以下、S700)と、NECの顔認証技術を活用した決済サービスの連携の検討を開始したと発表した。Stripeが持つ決済端末、決済サービス・機能とNECの顔認証技術を用いた顔認証決済の組み合わせにより、安心・簡単・便利な手ぶら決済を提供し、顧客体験価値の向上を目指す。プログラマブルなAPIとSDK、統一ダッシュボードを通じ、事業者は複数チャネルでリアルタイムに顧客の行動を把握できる環境を構築できる。決済端末「S700」はAndroidベースのスマートリーダーで、カスタムPOSに対応し、スマートフォンのような直感的な操作が可能なWi-Fi対応モデルとなっている。
【ニューストピックス~11月4日】Vクーポン 決済連動で個人化/ほか
三井住友カードは11月4日、AIと決済データを用いたパーソナライズサービス「Vクーポン」において、新機能「スペシャルクーポン」の提供を同日より開始すると発表した。「スペシャルクーポン」は、AIや決済データを基に会員を選定し、対象者に通常よりも高い還元率のクーポンや限定特典を提供する機能で、特定の会員だけがよりお得に買い物を楽しめる特別なサービス。三井住友カードが活用するAIプラットフォーム「UNIVERSE」により、会員ごとの興味・関心・購買可能性を高精度に予測することで、特定のクーポンに興味を示す可能性の高い会員や、新たに利用が見込まれる会員に対してスペシャルクーポンを付与できるようになる。これにより、加盟店はキャッシュレスデータとAIを活用し、自社のマーケティング戦略に応じた効率的な集客を行うことが可能となる。
ゆうちょ銀行が2026年度中に「トークン化預金」提供へ、DCJPY採用で
ゆうちょ銀行は2026年度中にもブロックチェーン技術を用いた「トークン化預金」を個人、法人の両方に向けて提供開始する準備を進めていると発表した。「トークン化預金」に採用されたのはディーカレットDCPやインターネットイニシアティブ(IIJ)などが推進するデジタル通貨「DCJPY」。DCJPYを日本国内の金融機関が発行するのは、GMOあおぞらネット銀行に続いて2例目となる見込みだ。
【夏休みスペシャル】顔認証でゆく、2025大阪・関西万博ツアーズ 〜 ひと筆書きでどこまでいけるか?(後編)
(前回のあらすじ)10月13日の閉幕まで残すところ約2カ月となった「大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)」の会場へ、せっかくなので各所の顔認証サービスを体験しながら、乗りつないで移動してみようと思い立った筆者。日暮里から成田空港へ、そして関西国際空港から南海電車、Osaka Metroと乗り継ぐ長旅を経て、ついに万博会場の入場ゲートで顔認証を突破するところまでたどり着いた。万博会場内は「完全キャッシュレス」なだけでなく、顔認証とキャッシュレスを組み合わせた『顔決済』にも対応しているという。



