【ニューストピックス~12月1日】オフライン決済 auペイでも/ほか
KDDIおよびauペイメントは12月1日、同日から、スマホ決済サービス「au PAY」において、端末がネットワークに接続できない場合でも店頭での支払いが可能になる「オフラインコード支払い」機能の提供を開始すると発表した。同機能により、通信状態が悪い状況において、au PAY アプリのホーム画面にオフライン決済のご案内が表示されるようになる。お客がアプリ上で「オフラインコード支払い」画面を表示し、店舗側が表示されたコードを読み取ることで支払うことができる。利用にあたって事前の手続きなどは不要。また、取得済みのクーポンや、Pontaポイントが必ずあたる「たぬきの抽選会」などのキャンペーン、残高が不足した際に自動でチャージするオートチャージ機能は通常通り利用することができ、オンライン時と変わらない利便性が提供される。
【ニューストピックス~11月28日】アプラス MCタッチ決済対応/ほか
SBI新生銀行グループのアプラスは11月28日、今後新たに発行するMastercardブランドのクレジットカードにおいて、Mastercardタッチ決済に対応すると発表した。現在、アプラスが発行するMastercard ブランドのクレジットカードを持つ会員には、更新時にタッチ決済対応カードを発行する。「タッチ決済対応マーク」が表示されたMastercardブランドのクレジットカードを、タッチ決済対応マークがある店舗などの端末にかざすだけで支払いが完了し、決済端末へのカードの挿入や暗証番号を入力する手間がかからない。同社ではMastercardタッチ決済のメリットとして、「1.スピーディで簡単にお支払い完了」「2高い安全性」「3日本をはじめ世界中で利用可能」の3点を挙げている。
CEATEC 2025会場で見つけた「認証」の未来を示すソリューションたち〜電子決済を強くするハンズフリー認証、着信認証、IoT機器のラベリング制度まで〜
千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「CEATEC 2025」(主催:一般社団法人電子情報技術産業協会/JEITA)は、今回で26回目の開催となる。2025年10月14日から17日の4日間で、登録来場者総数は9万8,884人に上った。810社・団体が参加した同展の広大な会場で、本誌は例によって「電子決済」な旬ネタを探して彷徨い歩いたが、さすがにキャッシュレスがここまで当たり前になるとそのものズバリな展示にお目にかかることは出来ず。ところが、今年は電子決済の手前で必要になる「認証」の部分を大きく進化させるソリューションにいくつか出会うことができたので、ピックアップして紹介する。
【夏休みスペシャル】顔認証でゆく、2025大阪・関西万博ツアーズ 〜 ひと筆書きでどこまでいけるか?(後編)
(前回のあらすじ)10月13日の閉幕まで残すところ約2カ月となった「大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)」の会場へ、せっかくなので各所の顔認証サービスを体験しながら、乗りつないで移動してみようと思い立った筆者。日暮里から成田空港へ、そして関西国際空港から南海電車、Osaka Metroと乗り継ぐ長旅を経て、ついに万博会場の入場ゲートで顔認証を突破するところまでたどり着いた。万博会場内は「完全キャッシュレス」なだけでなく、顔認証とキャッシュレスを組み合わせた『顔決済』にも対応しているという。


