DX Connect Gateの提供イメージ(出典: TISと日本ICS、および広島銀行の報道発表資料より)

【ニューストピックス~4月21日】請求支払DX カード払も対応/ほか

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TIS、日本ICS、および広島銀行は4月21日、請求書の受領から銀行振込による支払までを一貫してデジタル化するプラットフォーム「DX Connect Gate」を、2025年6月より提供開始すると発表した。中小企業では経理業務のデジタル化が十分に進んでおらず、手作業による処理や、取引先ごとのシステムの違いによるデータ連携の複雑さが課題となっている。こうした背景を踏まえ、TISと広島銀行は、同サービスの構想と事業展開に関して合意し、日本ICSも加わる形で、三社が連携してサービスを展開する。「DX Connect Gate」は、企業が受領した請求書を一元的に管理し、仕訳や支払処理を効率化するとともに、銀行への送金指示をAPI連携によって自動化する。これにより、業務全体の省力化と人的ミスを低減する。請求書の管理においては、紙やメール、Excelなど多様な形式で届くデータを一元的に取り込み、再入力の手間を削減する。加えて、業務フローの属人化を解消し、より安定した運用を実現する。

(出典:楽天ペイメントの報道発表資料より)

【ニューストピックス~4月18日】楽天ペイ 請求書払に予約機能/ほか

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楽天ペイメントは4月18日、「楽天ペイ」アプリにおいて、「楽天ペイ(請求書払い)」に支払い予約機能を同日より順次提供開始すると発表した。「楽天ペイ(請求書払い)」は、税金や公共料金などの請求書に記載されたバーコードやQRコードを「楽天ペイ」アプリで読み取ることで、「楽天ポイント」や「楽天キャッシュ」を利用して支払いができるサービス。今回のアップデートにより、あらかじめ支払日を設定できる予約機能が加わった。さらに、設定した支払日の事前に通知を受け取ることができるため、残高不足に気づきやすくなり、支払い忘れや支払い漏れを防ぐことが可能になる。あわせて、一定の残高を自動で保つ「楽天キャッシュ」のオートチャージ機能を活用することで、支払い準備がより確実に行えるようになる。これにより、請求書の支払管理がよりスムーズになる。

開始4年弱で30万台突破したステラ決済端末。組み込み型、モバイル型、スマホ利用型の一斉投入でラインアップを超・強化

カード会社業態の三井住友カードが2020年から設置を開始した据置型の「steraターミナル」。キャッシュレスの追い風もあり、本当に街で遭遇する機会が増えた端末といえる。30万台の目標を前倒しで達成し、勢いに乗る同社は、利用シーンに特化した新しいステラ端末を2024年に相次いで投入する。steraシリーズのラインアップ拡充で、2030年までに100万台の設置を目指すという。

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【日経連載コラム】「『キャッシュレス払いで利用額還元』ブームの裏で課題は山積み、日本のキャッシュレス化は本当に進むのか? 」掲載更新のお知らせ

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日本経済新聞社『リテールテックJAPAN』ウェブサイトのリレーコラム(電子決済・ICカード国際情報局)が更新されましたので、ご紹介します。今回は山本国際コンサルタンツ・代表の山本 正行が執筆いたしました。

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【日経連載コラム】「〇〇ペイの勝者は誰か? ――フィンテック進展で見えてきた送金・決済サービスの潮流変化」掲載更新のお知らせ

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日本経済新聞社『リテールテックJAPAN』ウェブサイトのリレーコラム(電子決済・ICカード国際情報局)が更新されましたので、ご紹介します。今回は山本国際コンサルタンツ・代表の山本 正行が執筆いたしました。

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【コラム】「モバイルVisa payWave」が年内で国内サービス終了へ、日本のモバイルNFCはどこへ向かう?

この7月末、スマートフォンなどのモバイル端末からNFC(TypeA/B)対応の非接触IC決済「Visa payWave」(現在は「Visaのタッチ決済」に改称)が利用できるサービス、「モバイルVisa payWave」が日本国内では相次いで終了することが明らかになった。モバイルNFCは死んだのか? QRコード決済に負けたのか? そんなセンセーショナルな想像をする前に、このニュースの意味をおさらいしておく必要がありそうだ。