[2/12] 『欧州視察2009』レポートの販売を開始しました。

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電子決済研究所・海外視察レポート20101弾!

『欧州視察2009』視察レポートのご案内

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世界最大級のカード関連の展示会およびカンファレンス「CARTES&IDentification 2009(カルテ2009)」が昨年、20091117日から19日の3日間に渡り、フランス・パリで開催されました。

電子決済研究所では同展示会の会期に併せて欧州視察団(団長・山本正行氏、主催・(株)インフォエックス)を企画・派遣し、展示会内外にてキーパーソンとの個別面談を実施。ICカード(カード決済)やNFC(モバイルコマース等)を巡る最新事情について、情報交換を行いました。具体的には、EU統一の決済・送金スキームとして注目を集めるSEPA(セパ)」、交通系ICカードの共通規格CALYPSO(カリュプソ)」、さらに視察日程の後半にはロンドン(イギリス)へ移動し、英国のキャッシュレスやカード決済などの最新事情などについて見識を深めてまいりました。

電子決済研究所ではこのほど、この欧州視察で得られた知見をカードビジネス・電子決済分野にご関心の高い企業の皆さまと共有すべく、視察の中身を凝縮した特別レポートを取りまとめました。本レポートをご購入いただくことで、関連企業様におかれましては、現地へのご出張経費や情報分析などに多大なコストをかけることなく、欧州カードビジネスの最新情報を入手することができます

ぜひともこの機会に、『欧州視察2009』視察レポートのご購入をご検討ください。


【レポート概要】
書   名:『欧州視察2009』視察レポート
発   行:電子決済研究所
協   力:(株)インフォエックス ≪視察団主催≫
体   裁:A4カラー・107ページ(簡易製本/リング式)
言   語:日本語
発行日:2010年2月12日
頒布価格:97,000円(税・送料込み)
オプション:ご要望により、視察レポートの内容解説を含む視察報告会を実施させていただきます(提供価格50,000円<税込み>※分売不可)。報告会の定員は20名程度までで応相談。上記金額に会場代・資料コピー代は含みません。


CARTES&IDentification 2009概要】

  • CARTES&IDentification』は、例年、世界最大級の規模で開催されるカードビジネス関連の展示会およびカンファレンス。2009年は1117日(火)から19日(木)の3日間に渡り、フランス・パリで開催されました。
  • 開催期間:20091117日(火)・18日(水)・19日(木)
  • 展示会場:パリ・ノールヴィラパントエキシビジョンセンター(フランス)
  • 展示企業:427社・団体
  • 来場者数:19,883
  • 展示会URL:http://www.cartes.com/


【視察団概要】
視察団長:山本正行 (山本国際コンサルタンツ代表/関東学院大学・経済学部 講師)
(プロフィール)現在、山本国際コンサルタンツ代表、山本コマースITオフィス代表、関東学院大学 経済学部 講師、社団法人 電波産業会 高度無線通信研究委員会 特別委員などを務める。2005年3月まではビザ・インターナショナル・ディレクター(新技術推進部)。クレジット業界におけるカードのIC化、モバイルコマース推進役として貢献。
http://www.m-yamamoto.com/
視察団主催:(株)インフォエックス
http://www.infoex.co.jp
視察企画:電子決済研究所
視察団メンバーカードビジネス関連企業のご参加希望者


2009年度・個別面談先

  • <パリ視察>
  • RATP(パリ市交通公団)、CALYPSOISO 14443 TypeB方式を用いたIC交通乗車券の国際標準規格。および規格を管理・運営する組織。)
  • EPCEuropean Payments CouncilSingle Euro Payments Area (SEPA)の実現に向け、統一ペイメントスキームの仕様などを策定している委員会)
  • Cartes 2009会場 事業者個別面談:金融機関・カードブランド(Credit Mutual等)、携帯電話事業者(Orange等)、カードメーカー、半導体ベンダーなどから34社程度実施(視察団用会議室にて個別ヒアリング)
  • <ロンドン視察>
  • UK Payments(旧APACS・銀行共同支払決済機構)
  • EMAElectronic Money Association(英国内の電子マネー(e-money)発行会社やペイメントサービス事業者が2001年に設立した業界団体


お申込み方法

●銀行振り込みでお支払いの場合

こちらからご注文書(PDFファイル)をダウンロード後、必要事項をご記入の上、FAX(送付先:050-3737-1113)にてお申し込みください。
折り返しご請求書を発行させていただきます。ご注文いただいた後、速やかに商品を発送いたします。
(納期やお見積書発行のご要望など、お気軽にご相談ください)

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■お問い合わせ先
電子決済研究所    担当:多田羅(たたら)
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-7 お茶の水サニービル5F
TEL:050-5534-6688 FAX:050-3737-1113
E-mail:info (at) epayments.jp


視察レポート目次 ※レポートの内容はすべて日本語です。


【欧州視察2009の概要】

■「欧州視察2009」視察団・視察行程表

■『Cartes & IDentification 2009』概要

■『Cartes & IDentification 2009』展示会場


【視察レポート】

1.Cartes & IDentification 2009』の概況


2.パリ視察

2.1 Orange(オレンジ)

トランザクションサービス――モバイルの新たな領域

新興国で期待されるモバイルオペレータブランドの金融サービス

AFSCMメンバー

SE(セキュアエレメント)管理者としてのモバイルオペレータ

オープンで相互運用可能なNFCサービスプラットフォームを定義

標準インターフェースの仕様

AFSCMの成果とドキュメント

2010年商用化成功に向けて広範囲での協調が進む

ニース(Nice)でのNFC商用化:3,300人の携帯電話ユーザーが参加

ニースNFC商用化への参加形態

新たなエコシステムを認識するためのブランドマーク、NFCタグの発行:シンプルで強力なサービス

柔軟なコミュニケーションに対応

視察団との質疑応答


2.2 CALYPSO:Calypso Networks Association(カリュプソ、カリュプソネットワーク協会)

単純な販売システムから1つのAFCシステムへ

カリュプソとは何か?

カリュプソの柱

他に何が必要か?

最終ゴール、課題、そしてソリューション

JavaCardをベースに採用

携帯電話は夢のトークンか?

さまざまな可能性を内包しつつ、ISO規格を尊重

アプリケーションの概要と製品のリモート管理

Mr. Phlippe VappereauCalypso Networks AssociationCNA)会長)のコメント

視察団との質疑応答


2.3 European Payments Council (欧州決済委員会)

ECBによる第6回進捗状況報告書(200811月公表)

欧州委員会の目的

EPCによる宣言(2005317日)

SEPAにおける競争と協調の関係性(2つの側のマーケット)

SEPAクレジットトランスファー(振込)&SEPAダイレクトデビット(口座引き落とし)

SEPAカード(SEPA for Cards

SEPAカードの標準

SEPAカードの標準化

CSG(カードステークホルダーグループ)の目的

現金(キャッシュ)

eペイメント(e-Payments)とモバイルペイメント(m-Payments

eペイメント(e-Payments

EPCGSMAの協調

SEPA利害関係者による協調モデル、EPC組織図(200910月)

EPC組織図(200910月)

結論

視察団との質疑応答

【参考資料】 SINGLE EURO PAYMENTS AREA日本語試訳


3.Cartes & IDentification 2009』展示会場の模様


4.ロンドン視察

4.1 UK Payments(旧名称・APACS)

英国における決済金額の内訳(2008年実績)

英国における決済金額の内訳(2018年予測)

デビットカード

クレジットカードとチャージカード

カード不正(1998年~2008年)

カード不正使用額の発生比率(1990年~2008年)

プラスチックカード不正使用被害額(2008年)

英国における不正利用の発生場所

カード不正の発生地域・国内と海外の比較

海外へ移行する不正使用

不正使用対策

非接触決済

Faster Payments

小切手精算プロセスの変更

将来

視察団との質疑応答


4.2  Electronic Money Association (英国電子マネー協会)

概要

EMAの加盟メンバー

E-cashの野望

E-money:オンラインサービス

E-money:オフラインサービス

EUにおけるE-moneyの取引件数・取引金額の成長推移

規制の枠組み要素

教訓 ― 事業コスト

教訓 ― リスク

教訓 ― 規制障壁

ペイメントサービスプロバイダー ― 支払機関

新たな事業機会

さらなる事業機会

トレンドと方向性

視察団との質疑応答


■関連用語

About Author

ePayments News

日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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