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レポート
パスキーにも対応する「クリック決済」、Visaが日本での本格導入をアナウンス

ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は6月24日、eコマースに特化した決済サービスとしてこれまでも提案してきた「Click to Pay(クリック・トゥ・ペイ)」について、日本語では「クリック決済」の名称を採用し、今年から日本でも本格導入していく見通しを示した。そのコンセプト自体、登場から早10年以上が経つも、実態が掴みにくかったクリック決済だが、サービス名の「日本語化」を契機にいよいよ日本でも採用が進みそうだ。

体験レポート
【写真で解説】これがJR西日本・Wesmo!の「BLUEタグ」だ!

西日本旅客鉄道(JR西日本)はかねて予告していた通り、5月28日にコード決済に対応するスマホ決済アプリ「Wesmo!(ウェスモ)」のサービス提供を開始した。Wesmo!はお店側が利用者の表示したコードを読み取るCPM(消費者提示方式)のほか、利用者がお店に掲出されたQRコードを読み取るMPM(加盟店提示方式)の両方に対応しているが、このMPMの提供にあたってひときわ目を引く「BLUEタグ」なる加盟店ツールが用意された。新しもの好きの電子決済マガジンが、専用NFCタグが埋め込まれているというBLUEタグの使い勝手を現地からレポートする。

レポート
MUFGが新金融ブランド「エムット」を発表、三菱UFJカードのポイント還元率は最大20%に引き上げ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が新たな金融ブランドとして「エムット」を立ち上げると発表した。銀行のリテール戦略の要として、リニューアルした銀行アプリを中心に据え、グループ共通のIDや、それに紐付く共通ポイントプログラムなどを特長とする。これに連動して、グループ内のクレジットカード会社である三菱UFJニコスからも、ポイント還元率引き上げなどの新しい施策が発表された。

コラム
【提言】国際ブランド決済やタッチ決済乗車のことを「オープンループ」と呼ぶのは正しくないので、言い換えたほうがよい

近年、国際決済ブランドのタッチ決済に対応するICカードやスマホを使って電車やバスに乗ること、あるいは乗車チケット代わりにすることを指して、「オープンループ」と呼ぶことが、この日本国内でも増えてきたように感じる。転じて、国際ブランド決済自体を「オープンループ」と呼ぶ例も見かけるようになった。言葉が短縮できて便利なのはわかるが、そもそもの言葉の由来や、本来の意味合いを考えると、適当な表現ではないように思われる。そこでこの記事では、今後「オープンループ」と言いそうになったときには、日本語で「タッチ決済乗車(券)」や「国際ブランド決済」と言い換えることを提言する。

コラム
【考察】OliveフレキシブルペイのPayPay対応とはどんな意味があるのか?

5月15日に正式発表となった三井住友カードとソフトバンクのデジタル分野における包括的な業務提携。両社のグループ会社を含み、また非金融分野にもまたがる広範囲での提携がうたわれているが、本誌が注目するのは互いに決済サービスでしのぎを削る三井住友カードとPayPayが一体どのように組めるのか。見えてきたのは、またしてもあのVisaカードが生み出した「変態的な」サービス連携のカタチだった。

レポート
PayPayが上場に向けた準備を開始、キャッシュレス市場のシェア2割に

LINEヤフーは5月7日、同社の連結子会社であるPayPayが上場を目指して準備を開始したと発表した。同日午後に開いた2024年度通期および第4四半期決算説明会の中で明らかにした。LINEヤフー・代表取締役社長CEO(最高経営責任者)の出澤 剛氏は、「上場後もLINEヤフーはPayPayの事業と企業価値拡大に関与していく。PayPayが決済アプリから総合金融プラットフォームへの飛躍を力強く実現するための1つの手法だと考えている。資本市場の力を借りることで経済圏拡大を加速させ、さらなる成長に打って出たい」と説明する。

レポート
Stripeがコード決済で初めてPayPayに対応、クレジットカード分割払いなどの機能も利用可能に

ストライプジャパンは4月22日、東京都内でメディアイベント「Japan Payments Summit 2025」を開催し、Stripeで新たに対応を始めるサービスや、協業パートナーなどを紹介した。PayPayのオンライン決済、分割払い、EC-CUBE連携など日本国内向けのチューンアップにも余念がないStripeの現状を取材した。

コラム
【ありがとう】LINE Payの日本国内向けサービスが終了、キャッシュレスの新天地を盛り上げてくれた10年を振り返る

今日、2025年4月23日の日本時間23:59をもって「LINE Pay(ラインペイ)」の日本国内でのサービスが終了する。過去10年に渡って本誌、電子決済マガジンの誌面をも彩ってくれたLINE Payに敬意を表し、忘れられないトピックを振り返ってみたい。

レポート
【写真で見るTrunk】Oliveの使い勝手を法人にも。SMBCグループが5月から中小企業向けにデジタル総合金融サービス展開

スマホをフル活用した個人向けモバイル総合金融サービスの「Olive(オリーブ)」。今年3月にサービス開始から2年で500万口座を獲得したSMBCグループが、次に狙うのは中小企業を中心とした法人口座の開拓。やはりデジタルを前面に押し出したデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」を今年5月からサービス開始する。向こう3年間で目指すのは30万口座、3兆円の預金獲得だ。

レポート
【動画あり】米ウェイモの車両が東京で初走行、無人での自動運転サービス提供に向けて最初の一歩を踏み出す ※電子決済ネタなし

4月10日、米国Alphabet傘下のWaymo(ウェイモ)社と、GO、日本交通の3社は、東京港区の高輪ゲートシティ駅にて、日本へ初めて輸入したWaymo車両を報道機関に公開し、有人での走行デモンストレーションを行った。今後、東京都の7つの区を対象として、まずは運転手による手動運転方式からテスト導入を開始するという。

レポート
コスパ・タイパ重視のZ世代に人気のカナダ発・旅行予約サイトが、三井住友カードの「Vトリップ」として日本登場

三井住友カードは3月31日、会員制の旅行サイト「Vトリップ」をオープンし、同日からサービスを開始したと発表した。航空券、ホテル、レンタカーの予約が可能で、掲載ホテル数は国内で2万軒強、海外は50万軒強(2025年3月31日現在)と国内最大級規模になる。三井住友カードのカード会員で「VpassID」を保有するユーザー、もしくは、Vポイント会員番号を保有する「V会員」が利用できる。

レポート
「Ponta」が開始15周年でキャンペーン増発、競争激化する共通ポイント市場でどう戦っていく?

日本国内でリアル(対面店舗)展開する共通ポイントとしては、Tポイントに続く2サービス目として2010年に登場した「Ponta(ポンタ)」。開始から15年を経て、共通ポイントを取り巻く競争環境はますます熾烈さを極めている。愛されるキャラクター、ポンタくんの存在も大きな強みであるPontaの15周年施策の数々と、未来の展望を取材した。

レポート
「博物館や美術館を応援したい」ファンのためのエポスカードが登場、12の券面デザインで利用金額の0.1%が寄付になる

近年、「『好き』を応援するカード」のラインアップを強化しているエポスカードから、新企画となる「ミュージアム エポスカード」が登場した。丸井グループの社内コンクールから生まれたというこの企画。いずれも美しいデザインが特長のこのカードに、発案者が込めたミュージアムへの思いとは?

体験レポート
発売初日にデジタル1日乗車券「のりおりくん」で江ノ電ぶらり旅、「クレカで買って・クレカで乗る」のわかりやすさを体験してみる

国際決済ブランド対応のカードやスマホをかざすだけで、電車やバスなどの公共交通機関にそのまま乗車できる「タッチ決済乗車」に、首都圏ではいち早く対応した江ノ島電鉄。その江ノ電で、今月初旬から同じく国際決済ブランドのタッチ機能を利用した新しいサービスが始まった。三井住友カードが提供する総合交通アプリ「Pass Case」を通じて販売開始になったデジタル1日乗車券、「のりおりくん」の使い勝手を導入初日の江ノ電で思う存分体験してきた。

レポート
やっぱり決済端末が好き、でありんす(後編) 〜 ストレスなしのコード決済読み取りから、公共交通のタッチ決済導入支援サービスまで

熱心にブースで各社の説明に耳を傾けていると、思いがけずその会社のトップが通りがかり、社長自らいま一番力を入れている事業を直接説明してくれる幸運に出会えることがある。こんな出会いもまた、リアルで開催される展示会の醍醐味かもしれない。『リテールテックJAPAN 2025』レポートの後編をお送りする。

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