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最新News (出典:一般社団法人キャッシュレス推進協議会の報道発表資料より)
【ニューストピックス~12月25日】30年までに非現金率50%/ほか
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一般社団法人キャッシュレス推進協議会は12月25日、国内外のキャッシュレス動向について取りまとめた「キャッシュレス・ロードマップ 2024」を公表した。同文書では、日本のキャッシュレス決済比率が2023年に39.3%に達し、技術進展や普及の度合いを踏まえれば、2030年までに50%へ到達する可能性が示唆されている。また、欧州やアジアを中心に拡大している迅速かつ低価格な銀行口座振込によるA2A(Account to Account)決済の普及動向を紹介するなど、諸外国でキャッシュレスの普及に繋がった効果的な取り組みが整理されている。さらに、諸外国の事例を分析した結果、政府による法規制や行政主導の共通基盤構築といった官民一体の動きの重要性が指摘されている。

最新News (出典:東日本旅客鉄道の報道発表資料より)
【ニューストピックス~12月10日】スイカ、十年内にセンター型へ/ほか
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東日本旅客鉄道は12月10日、中長期ビジネス戦略「Beyond the Border」に基づき、交通系ICカード「Suica」の機能を今後10年で段階的に強化し、デジタルプラットフォームとしての役割を拡大する方針を発表した。同社は、Suicaをこれまでの「移動のデバイス」という位置づけから進化させ、交通や決済にとどまらず、地域のさまざまな生活シーンで利用できる「生活のデバイス」へと変革することを目指す。2026年秋にはモバイルSuicaアプリを通じてコード決済機能、2028年度には利用者に応じた割引やクーポンの提供を予定している。さらに、10年以内にはチケットやSF(ストアドフェア)バリューをセンターサーバーで一元管理する仕組みを構築し、よりシームレスで利便性の高いサービスを提供するという。

最新News 日本コンラックスの決済端末(ME-20)(出典:三菱UFJニコスの報道発表資料より)
【ニューストピックス~12月6日】ニコス、自販機タッチ決済強化/ほか
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三菱UFJニコスは12月5日、日本コンラックスおよびアイティアクセスと提携し、自動販売機向け決済端末にタッチ決済(非接触ICクレジットカード決済)機能を導入すると発表した。対応ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressで、同日より順次提供を開始する。これにより、利用者はサインや暗証番号の入力不要で、非接触対応クレジットカードをかざすだけで支払いが可能となる。両社が提供する決済端末(日本コンラックスの「ME-20」とアイティアクセスの「VMPU-01L-E」)を搭載した自動販売機では、既存の電子マネーやQRコード決済に加え、新たにタッチ決済が利用可能となり利便性が向上する。アイティアクセスの端末は旧型から新型への入れ替えを順次進め、日本コンラックスの端末は追加設定作業で導入を完了させる。

最新News (出典:PayPay銀行およびPayPayの報道発表資料より)
【ニューストピックス~12月4日】PayPay銀 外貨併用で年2%/ほか
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PayPay銀行は12月4日、2024年12月より、円普通預金と米ドル普通預金の両方に預け入れると、それぞれに特別金利 年2.0%(税引後 年1.59%)が適用となる定常プログラム「預金革命」を開始すると発表した。定常プログラム「預金革命」で適用される金利は、メガバンクの普通預金金利の約20倍となる。定常プログラム「預金革命」は、「PayPay」の「PayPay銀行」ミニアプリおよびPayPay銀行のホームページから申し込みできる。「PayPay」の「PayPay銀行」ミニアプリ内では、外貨預金口座開設や、米ドル普通預金の預入や払戻、残高照会などが可能となる。PayPay銀行の預金口座を持たないお客も、「PayPay」から預金口座を開設し、円預金と米ドル普通預金を預け入れることで、定常プログラム「預金革命」の特別金利 年2.0%(税引後 年1.59%)が適用される。

最新News (出典:ウェルネットおよび日本通信の報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月28日】本人認証付き電子マネー 開発へ/ほか
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日本通信とウェルネットは11月28日、ウェルネットのキャッシュレス決済基盤と日本通信の本人性と真正性を担保する認証基盤を活用し、対面決済及び非対面決済の両方で、安全・安心・快適・便利な『本人認証付き電子マネー』の仕組みを最大効率で実現する協業を開始したと発表した。両者の協業により、確実な身元確認と最高レベルの当人認証の2つを併せ持つ『本人認証付き電子マネー』を共同開発し、来春を目途に、決済サービスやMaaSのデジタル乗車券等の提供を目指す。

最新News (出典:西武鉄道、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACの報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月27日】西武線、16日からタッチ決済/ほか
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西武鉄道、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは11月27日、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を活用した乗車サービス(以下、「タッチ決済乗車」)の実証実験を、12月16日より西武鉄道のターミナル駅、観光地周辺の21駅にて開始すると発表した。利用の際は、タッチ決済対応のカードおよび同カードが設定されたスマートフォン等を、降車時に対象の自動改札機の読取部にタッチすることで、大人普通運賃(10円単位運賃)と同額にて利用できる。IC運賃(1円単位運賃)や小児運賃では利用できない。

最新News (出典:横浜市交通局、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACの報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月25日】横浜地下鉄、IC運賃と同額で/ほか
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横浜市交通局、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは11月25日、横浜市営地下鉄の全40駅で、タッチ決済による乗車サービスの実証実験を12月4日より開始すると発表した。同サービスは、タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を自動改札機に新た設置される専用リーダーにタッチすることで改札を通過できる仕組み。これにより、ICカードへのチャージやきっぷの購入が不要となり、交通系ICカード運賃と同額(1円単位)の料金で乗車可能になる。専用リーダーはブルーラインとグリーンラインの各駅改札口に1台設置される予定で、対応する決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の6種。Mastercardは今後追加される予定。

最新News (出典:メルペイの報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月12日】メルペイ Amazonに対応/ほか
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メルペイは11月12日、フリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービス「メルペイ」のネット決済が「Amazon.co.jp」での支払いに対応したと発表した。「メルペイ」の本人確認済みアカウントがあれば、「Amazon.co.jp」に「メルペイ」のアカウント設定することで、「Amazon.co.jp」にクレジットカードなどの情報登録をせずに利用できる。これにより、メルカリで不要品を売ったお金やポイントを活用して、Amazonで買い物が可能となる。また、メルカードによる「メルペイスマート払い」を選択すると、通常のAmazonポイントに加え、メルカリポイントも1%還元される。今後、共同キャンペーンの実施も予定しており、さらにお得に利用できる機会が増える予定だという。

最新News (出典:ジェーシービーおよびユーシーカードの報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月8日】NFCタグでMPMなお賽銭/ほか
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ジェーシービーおよびユーシーカードは11月8日、兵庫県宝塚市の宗教法人中山寺において、参拝者の利便性向上および初詣における混雑緩和を目的に、Apple PayやGoogle Payで決済可能なNFCタグ決済の実証実験を11月9日から開始すると発表した。参拝者は、NFCタグにスマートフォンをかざすことでWEBブラウザ上の決済画面へ遷移し、Apple PayやGoogle Payでの決済が可能となる。これにより、現金を持ち合わせていない場合やインバウンド参拝者への対応が可能になる。また、今回のお賽銭の実証実験では、都度金額を入力する手間を省いた「金額固定」方式が採用される予定。さらに今後、七五三、初詣、節分などの行事に合わせた試験導入を経て、ご祈祷料や御朱印料なども含めた取扱範囲の拡大を目指していく。金額を入力する方式への変更や、その他の決済方式の追加も検討されるという

最新News (出典:PayPayの報道発表資料より)
【ニューストピックス~11月5日】PayPay 自G外にデジ給/ほか
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PayPayは11月5日、給与デジタル払い対応サービス「PayPay給与受取」の提供対象をソフトバンクグループ以外の企業の従業員にも拡大し、同日よりサービス提供を開始すると発表した。利用希望者は、まず自社が給与デジタル払いに必要な労使協定を締結していることを確認し、雇用主に同意を申請する。その後、PayPayアプリの「給与受取」アイコンから申込みが可能となる。雇用主は従業員のPayPayアカウントに給与を支払う際、PayPayと新たな契約を結ぶ必要はなく、従業員に割り当てられた「給与受取口座の入金用口座番号」へ通常の銀行振込と同様に送金するだけで支払いが完了する。

最新News (出典:一般社団法人キャッシュレス推進協議会の報道発表資料より)
【ニューストピックス~10月30日】法人カードの実数値を初公開/ほか
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一般社団法人キャッシュレス推進協議会は10月30日、法人カードの発行や利用状況に関するデータを初めて公開した。今回の調査では、2021年から2023年のデータを対象に、法人カード発行事業者から提供された実数に基づき、法人カードの取扱額や発行枚数残高が集計・分析された。近年、経費精算の効率化や支払管理の一元化といった目的から法人カードの利用が進んでおり、企業間決済における主要な決済手段の一つとして成長している。一方で、利用状況については明確な公表数値がなく、実態が把握されていなかった。今後、年1回の法人カード利用動向の調査・公表を通じて、キャッシュレス推進状況を包括的に把握していく予定だという。

最新News (出典:京王電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACの報道発表資料より)
【ニューストピックス~10月24日】京王線 全駅タッチとQR対応/ほか
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京王電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは10月24日、11月6日から京王電鉄の全駅において、「タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等」および「QRコード認証」を活用した乗車サービスの実証実験を開始すると発表した。

最新News (出典:ジェーシービーおよび富士通の報道発表資料より)
【ニューストピックス~10月21日】JCB 富士通 CBDCで白書/ほか
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ジェーシービーおよび富士通は10月21日、明治大学政治経済学部の小早川周司教授監修のもと、中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency、以下、CBDC)を活用したブリッジ(中継サービス)によるインターオペラビリティ(相互運用性)の実現に向けたホワイトペーパーを共同で作成し、公開した。 同書では、キャッシュレスサービスの相互運用性の実現を目的としてCBDCを活用し、多様なキャッシュレスサービス間でオンライン、オフライン取引を実行できる仕組みについて、論考を深めているという。

最新News (出典:三井住友銀行、三井住友カード、およびインフキュリオンの報道発表資料より)
【ニューストピックス~9月27日】インフ、SMBC持分法適用に/ほか
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三井住友銀行、三井住友カード(以下、2社を総称して「SMBCグループ」)、およびインフキュリオンは9月27日、事業者向け決済・金融事業領域における協業に向け、資本業務提携契約を締結したと発表した。インフキュリオンは、SMBCグループのキャッシュレス戦略の一端を担い、事業者向けに最先端の決済プラットフォームを提供し、決済市場の拡大を目指す。また、SMBC グループは、インフキュリオンが行う第三者割当増資による新株式発行の割当先となり、インフキュリオンの経営陣を除く既存株主の一部から株式を譲受する。これにより、インフキュリオンは三井住友フィナンシャルグループの持分法適用会社となるが、独立した経営体制を維持しつつ、株式上場を目指すという。

関連書籍
【書評】現金や既存のキャッシュレス決済では困難な地域通貨ならではの役割とは?〜 「『円』より『縁』 地域通貨が示す新たな選択」

本書を決済業界に携わる人たちと、決済業界に携わらない人たちにお勧めする。つまり、分別のあるすべての日本国民に読んでもらいたい。そうやってベタ褒めするのは、評者が著者の納村氏と昔から知り合いだからとか、決済業界周辺の書籍が発刊されて純粋に嬉しいから(それもそうなのだが)とかではない。なぜなら本書は、すべての人にとって重要な「生き方」について触れているからである。

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