
東京都は5月30日、2023年度の都内キャッシュレス決済比率に関する調査結果を発表した。調査は、都内在住者4,373名を対象にネットアンケート形式で実施された。また、キャッシュレス決済やフィンテックサービスに対する利用意向について、都内在住者と海外都市(香港、シンガポール、ソウル)の在住者を対象に意識調査を行った。アンケートは2024年1月15日から同29日まで実施され、その結果、都内のキャッシュレス決済比率は金額ベースで57.6%に達し、昨年度と比較して3.5%増加した。なお、東京都の「未来の東京」戦略では、金額ベースで2025年に50%、2026年に60%、2030年に80%のキャッシュレス決済比率が目標として設定されている。