
フライトソリューションズは9月1日、自社のeコマース向け決済代行サービスにおいて、日本電子決済推進機構が運営する銀行口座決済サービス「Bank Pay」と「フライト決済センター」の接続が完了したと発表した。Bank Payは利用者の銀行口座から直接代金を引き落とすことができる決済手段。市区町村における住民票や印鑑証明などの発行手続きでは、1件あたりの料金が数百円と少額なため、クレジットカード決済を導入するには高額なネットワーク手数料が障壁となりキャッシュレス化が進みにくい現実がある。また、高齢者や障がいのある方はクレジットカードを持たない方も多く、医療現場などでは家族のカードで支払うケースもあり、適切ではない運用が課題となっている。今回の連携により、自治体の手続きや医療機関などでも利用時に即時引き落としができるようになり、「現金を持たず、窓口に並ばず、待ち時間を短縮できる」スムーズな手続きを実現するという。