ネットプロテクションズは6月14日、九州カードおよびJペイメントサービスとの業務提携契約を締結したと発表した。提携により、九州カードおよびJペイメントサービスは、ネットプロテクションズの後払い決済サービス(BNPL)が利用可能となり、九州エリアを中心にする加盟店に対して展開していく。両社の加盟店は、自社のECサイトにネットプロテクションズの後払い決済サービスを導入することで、後払い決済での支払いを望むユーザーの取りこぼしを防ぎ、売上向上が期待できる。また企業間決済サービスの導入によって、与信審査、請求書作成・送付、回収/督促など企業間取引における請求業務の負荷が削減され、事業拡大を目指すことが可能になるという。
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デジタルガレージは6月4日、多数のアプリのデジタルコンテンツをアプリ外で購入可能な、国内初のオンラインショッピングモールサービス「アプリペイ」の本格稼働を開始したと発表した。2023年より一部ゲームアプリ事業者向けに展開してきたが本格稼働を開始した。同サービスの提供は、デジタル市場開放に向けた社会情勢の変化に対応するもの。アプリ事業者は、Webページ制作やシステム開発の手間とコストをかけることなく、アプリ外課金決済の仕組みを構築し、決済手数料の負担を軽減できるほか、ユーザーは、「アプリペイ」に登録するだけで、クレジットカード等の決済手段を利用することができ、様々なアプリの課金決済を簡単に行えるようになる。
ライフカードは5月20日、Visa加盟店で使用できるプリペイドカード「Vプリカ」について、2024年5月15日(水)より、全面的にリニューアルしたと発表した。Vプリカは、手軽にネット上での買い物を楽しみたい方々のニーズに応えるプリペイドカードで。年齢制限(未成年者は親権者の同意が必要)や審査も不要。国内に限らず、海外サイトでの決済も可能である。また、事前にチャージした金額の範囲内での利用ができるため使い過ぎの防止に繋がるほか、海外サイト等、カード情報の入力に不安が残る場面での決済などで、代わりに使用できる点も特徴となっている。
ナッジは5月1日、スマートフォンネイティブの次世代クレジットカード「Nudge(ナッジ)」アプリにて、ナッジカード会員向けの優待サービス「Nudgeモール」の提供を同日より開始したことを発表した。「Nudgeモール」では、第一弾として日常の買い物や旅行の予約など、20以上のサービス・店舗で利用可能なキャッシュバックサービスを開始している。ナッジカード会員は、「Nudgeモール」を通じて対象サービス・商品をナッジカードで決済すると、決済金額の一部がキャッシュバックされる。同社は、今後もさまざまなジャンルのサービスを随時追加していく予定としている。
メルペイは4月16日、同日から2024年5月23日までの期間、紹介による「メルカード」への初めての入会で「メルカリ」の半額値引きクーポンがもらえる「メルカード招待キャンペーン」を開始すると発表した。招待された人が招待した人の招待コードを登録して「メルカード」に申し込み、初めて「メルカード」に入会(「メルカード」の申し込みを完了し、審査を通過)すると、招待した人・招待された人それぞれに「メルカリ」の買い物で利用できる50%値引きクーポン(上限5,000円) を1枚ずつ付与する。付与されたクーポンは2024年6月30日まで使用することができる。
LINEヤフーは3月28日、Yahoo!ショッピングにおいて、「ギフト機能」の提供を開始すると発表した。同機能は、SMSやメールを通じて住所を知らない相手にもギフトを贈ることができるものであり、ギフトに適した商品を扱う出店ストアは任意で利用できる。ユーザーは商品を選択後「ギフトを贈る」ボタンを押すとURLが発行される。URLをギフトを贈りたい相手にメールやSMS、「LINE」などで共有し、受け手側はそのURLから住所などの必要情報を入力する。受け手側の入力が完了すると通知が届き、注文者は通常通りの購入手続きをして注文完了となる。代引き等の注文後に決済が行われる決済方法は指定できない。
クレジット取引セキュリティ対策協議会は3月15日、安全なクレジットカード利用環境を実現するため、「クレジットカード・セキュリティガイドライン【5.0版】」を策定したと発表した。クレジットカード情報の盗用による非対面取引における不正利用被害が高止まりしている背景を踏まえ、従前の【4.0 版】の内容を基に、割賦販売法やカードビジネスの実務に精通していない事業者でも、自身がどの事業者に該当し、どのような対策を講じる必要があるのかを理解し、必要なセキュリティ対策を自らが適切に講じることを目的とした構成の変更が行われた。【5.0 版】では主にEC加盟店のセキュリティ対策を強化し、EMV 3-Dセキュアの導入や情報保護対策の重要性が強調された。
大日本印刷(DNP)と日本カードネットワーク(CARDNET)は3月12日、オンラインでのクレジットカード決済のセキュリティ向上を目指し、「3Dセキュア」の新しい本人認証方式として、OOB(Out of Band)認証サービスを提供すると発表した。また、同日、ジェーシービーは同サービスの運用を開始すると発表した。DNPとCARDNETは、「3Dセキュア」をカード発行会社(イシュア)が導入するための認証サーバー「EMV-3D Secure ACSサービス」を共同で提供している。今回追加するOOB認証サービスは、カード会社が会員向けに提供するスマートフォン用アプリ等を使って本人認証する方式で、カード会社が提供するアプリの画面に表示される認証ボタンを押すだけで、スムーズに決済できる。利用者は自分しか知らないパスワードや送付されるワンタイムパスワードを入力する必要がなく、利便性向上と不正利用の軽減が図れる。また、カード会社は「カゴ落ち」リスクの軽減が期待できるという。
PayPayは1月30日、LINEヤフーコミュニケーションズとtranscosmos online communicationsとの共同企画により、同日から提供が開始される「LINE」の粗大ごみ受付サービス「KANAMETO ECO」で、PayPayによる支払いが可能になると発表した。「KANAMETO ECO」は、LINE公式アカウントとPayPayなどのオンライン決済を利用して、粗大ごみの収集受付から手数料の決済までをオンラインで完結する行政向けサービス。導入自治体の住民は、PayPayを使用してオンラインで粗大ごみ処理手数料を支払うことができ、コンビニなどに処理券を購入しに行く必要がなくなる。すでに沖縄県名護市、滋賀県長浜市および米原市(湖北広域行政事務センター)、宮城県登米市での導入が決定している。
BASEは1月25日、同日より、海外からの注文受付後の業務を国内代行事業者におまかせできる「海外販売代行 App」の提供を開始したと発表した。同機能はネットショップ作成サービス「BASE」を利用するネットショップを対象に提供する拡張機能「BASE Apps」のひとつで、海外からの注文後の業務を国内代行事業者に委託でき、越境ECを容易に実現するもの。利用開始後の初回90日は無料で、月額費用は980円。同機能を利用することで、海外からのアクセスに対し「Add to cart」ボタンが表示される。これを押すと国内代行事業者のサイトに移動し注文手続きが可能となる。
BASEおよびSquareは11月20日、日本国内でネットショップと実店舗を運営する事業者を支援するためにサービス連携すると発表した。連携の第一弾として、 「BASE」と「Square」のユーザーや加盟店に向けて、販路拡大のためのソリューションを紹介するプログラムを実施する。「BASE」を利用する事業者には、「Square」の実店舗向けソリューションを紹介し、「Square」の実店舗がネットショップを開設する際には「BASE」も紹介する。2024年には、双方の強みを生かしたサービス連携を行い、事業者がより販売しやすい環境を構築する。例えば、「BASE」上のデータが「Square データ」で読み込めるようになり、ネットショップと実店舗の売上データを一元管理できるようになる。
デジタルガレージ(以下、DG)は11月9日、決済とデータを統合した戦略である「DGフィンテックシフト」の一環として、ECビジネスに参入するためにDGコマースを設立すると発表した。DGの子会社であるDGフィナンシャルテクノロジー(以下、DGFT)とEC企業のシステムインテグレータ(以下、SI社)が共同出資して2023年12月に設立する予定だという。国内ECの市場規模は年々拡大し、昨今では、集客、広告、サイト構築、決済などフェーズごとにEC事業者を支援するソリューションが台頭しており、データ管理・活用も複雑化している。新会社ではECサイトの構築を軸に、次世代決済APIなど先進的なサービスを提供し、マーケティングから決済までの一連したデータ分析・コンサルティングを行い、ECビジネスを効果的に支援していくという。
ファミリーマートは11月8日、アリババグループのECサイト「AliExpress(アリエクスプレス)」での支払いサービスを同日から開始すると発表した。「AliExpress」の支払方法選択時に「コンビニ払い」のファミリーマートを指定すると、ファミリーマート店頭のマルチコピー機でバーコードを発行し、レジで支払うことができる。なお、レジでの支払いは現金かファミペイ払いが選択できる。また、AliExpressサイト内では2023年11月11日(土)17:00~2023年11月18日(土)16:59の期間中、5,000円以上の購入時に「コンビニ払い」のファミリーマートを選択すると、先着11,000名に対して500円の割引キャンペーンが実施される。
PayPayは10月26日、同日から「Google Play」のアプリやアプリ内コンテンツなどの各種支払いに「PayPay」が利用可能になったと発表した。Google Play」でダウンロードできる有料アプリの購入、アプリ内課金、YouTube Premiumなどの支払いにPayPayを使えるようになった。PayPayユーザーは、GoogleアカウントにPayPayアカウントを連携し、PayPayを支払い方法として設定することで、Google Playでの支払いにPayPayを利用できる。
セブン-イレブン・ジャパンは10月24日、同23日から全国のセブン‐イレブン店舗で、Apple Accountにレジで即時チャージできるサービスを開始したと発表した。これまでは、店舗等で購入したApple Gift CardのPIN番号をカメラで読み取るか、クレジットカードまたはキャリア決済を使ってチャージする必要があったが、セブン-イレブンのレジで現金またはnanacoを使用して直接チャージできるようになった。