【ニューストピックス~9月11日】カード利用をJPYCで返済/ほか

カード利用をJPYCで返済
 ナッジは9月11日、次世代クレジットカード「Nudge(ナッジカード)」において、JPYC社が発行を予定するステーブルコイン「JPYC」での返済受付を2025年10月を目処に開始すると発表した。これによりVISA加盟店においてステーブルコインでの買い物が可能となる。
 ステーブルコインが日常生活で利用されるためには、店舗側にて、利用者自らが秘密鍵を管理するアンホステッドウォレットの開設・管理や、POSシステムの改修が必要となる場合がある。こうした状況の中、ナッジは柔軟な決済システム基盤を活かし、日本初となる「クレジットカードの支払いをステーブルコインで行える仕組み」を実現する。
 日本のクレジットカードは、商品等を購入した翌月に銀行口座から購入代金を一括で引き落とす方式が一般的だが、ナッジカードの返済は、月1回銀行口座からの自動引き落としの他、任意のタイミング・金額で返済できる「いつでも好きなだけ返済」を選択できる。これまでの「セブン銀行ATM払い」および「銀行振込」に、新たな返済方法として「ステーブルコイン払い」が加わる。これにより、カード利用代金をJPYCでの支払いが可能となる。
 ステーブルコイン払いでは、ナッジ指定のウォレットアドレスにJPYCを送金することで返済できる。サービス開始時は対象者を限定し、Nudge NFT で実績のあるPolygonからの対応を予定。また、今後もユーザーニーズに応じて、対象ユーザー数および対応チェーンの拡大を順次進め、将来的には、今後発行が計画される他のステーブルコインやトークン化預金などへの対応も積極的に検討し、多様な選択肢をユーザーに届けていくという。

(出典:ナッジの報道発表資料より)

(出典:ナッジの報道発表資料より)

<参照URL>
https://nudge.works/news/repayment-with-stablecoin

<関連ニュース>
「JPYC」払い受付開始!|JPYC返済について|Nudge(ナッジ)|学生・推し活のためのクレジットカード 



その他の関連ニュース
【生活者3千人への意識調査】 SDGsの達成期限2030年まであと5年 「2030年以降も目標の内容を見直して継続すべき」が半数以上 目標を継続する場合に、最も重視すべき社会課題は「平和」|ニュース|株式会社ロイヤリティマーケティング 

Stripe to launch Capital in Australia as it passes 1 million users across Australia and New Zealand 

Mastercard, NCR Atleos, and ITCARD to enhance contactless experiences at ATMs 

「Pontaパス」1周年を記念し、クーポンやポイント還元などのサービスを拡充 | KDDI News Room 

TOPPANエッジ、日本初国際的な法人デジタル証明書の発行資格を取得 | TOPPANホールディングス株式会社 

オリコ、ネオスと共同で個人事業主・法人代表者向け提携カード「Neos Business Card」発行開始~独自Payチャージ機能を搭載、まずは菓子・食品卸のタジマヤで導入~|PDF 

ラグジュアリー温泉旅館ブランド「吾汝 Atona」開発プロジェクトにおける戦略的パートナーシップ協定締結について|三菱UFJ銀行|PDF 

「BoCo」がミライロIDのライフプラットフォームに参画!ミライロストアでの販売を開始します|ミライロID – 障害者手帳アプリ 

バリューデザイン・タイ、Hua Hinインターナショナルスクールのカフェテリアへ独自PayとモバイルCRMサービスを提供|)バリューデザイン 

株式会社TMJとBaaS事業推進に関する協議を開始|両社のアセットを活かし、企業のBaaS活用ニーズに応える新たな取り組みを検討|みんなの銀行 

株式会社ワールドスタッフィングとの金融を活用した価値共創にかかる基本合意書の締結について|みんなの銀行 

特定子会社の異動に関するお知らせ|ソフトバンク株式会社|PDF 

 

About Author

ePayments News

日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

Comments are closed.