
東日本旅客鉄道(JR東日本)は4月8日、2025年秋頃から2026年春頃にかけて、上越新幹線の新潟駅および長岡駅の新幹線改札で顔認証技術を活用したウォークスルー型改札機の実証実験を実施すると発表した。この取り組みは、同社の中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」に基づき、2024年12月に発表した「Suica Renaissance」の一環として行われるもの。Suicaやきっぷを取り出すことなく、改札を通過できる体験の実現を目指し、2種類の顔認証改札機を設置する。特に、大きな荷物を持つ人や、ベビーカーを利用者、訪日外国人の利便性向上を視野に技術開発を進めていく。