
りそなホールディングスは10月18日、デジタルガレージと共同で医療業界向けの決済サービスを開発すると発表した。新しいサービスは、クレジットカードを用いて非対面で医療費の支払いを行い、診察後の窓口での会計手続きを不要にする。2024年度の開始を目指し、同年1月を目途に医療機関および医療機関に通院する患者向けに実証実験を行う予定としている。両社の取り組みは、診療報酬の算定や会計処理にかかる待ち時間を削減し、患者の待ち時間を減らすだけでなく、医療従事者の業務負担を軽減し、医療機関の業務効率向上も目指すもの。また、医療現場でのレセプトコンピュータとの連携を視野に入れ、会計プロセスをより効率的にし、新たなサービスの提供も検討していくという。