東日本旅客鉄道は11月11日、2026年秋に、SuicaのSF残高とは別にサーバー上で残高を管理する新たな決済システムを構築し、現在のSuicaの上限額(2万円)を超える買い物にも対応するコード決済サービスをモバイルSuicaアプリに搭載すると発表した。同サービスは、2025年12月に発表した「Suica Renaissance」の一環として提供するもので、ウォークスルー改札の発表と試行に続く第2弾の取組み。これにより、Suicaを「移動と少額決済のデバイス」から、お客や地域のさまざまな生活とつながる「生活のデバイス」へと進化させていく。新たなコード決済サービスでは、従来のSuicaの特長である簡単で便利なタッチ決済に加え、最大30万円までのチャージによる決済が可能となる。