【ニューストピックス〜4月15日】法人子カード バーチャル提供/ほか

法人子カード バーチャル提供
 三菱UFJニコスとMastercardは4月15日、1回使いきりの非対面決済専用の法人カード「MUFGカード バーチャル」の取り扱いを4月1日より開始したと発表した。三菱UFJニコスが発行する非対面法人取引専用で“カードレス”のパーチェシングカードに紐づく子カード(子番号)として、各購買・発注ごとに導入法人が自ら非対面取引専用バーチャルカード番号(以下、VCN)を取得し、子番号の利用条件(利用上限額や有効期間など)を設定して使用できる。同サービスはこれまでの「カード与信枠」でのB2B購買管理を、個別の購買単位で実現する新たな取り組みとなっている。

 導入法人は自前のシステム構築は不要で、三菱UFJニコスが提供するWebサービスを使い、事前に「いつ」「どこで」「いくらまで」使えるかの利用制限を付けた使いきりのVCNを従業員に配布可能。これにより「使い過ぎ」や「不正使用」の予防措置を講じられる。具体的には、VCNを取得する際に、親カード(親番号)の与信枠の範囲内で、1)取引可能金額(取引1回当たり)、2)利用回数、3)有効期間、4)利用時間帯、5)利用地域・国を、VCNごとに事前設定し、カード利用時にその決済が同設定に合致しているかを判定する仕組みを備えている。

 また、VCNで支払った経費精算データはMastercardの法人向けカード・プログラムに対応した経費管理統合アプリケーションを経由し、法人の経費精算システムに自動連携されるので、経理部門・購買部門の業務効率化を実現する。VCNには29個の拡張データを補足することができるため、取引日・金額・加盟店名などの経費精算データに加え、請求書番号やプロジェクト管理番号などの購買管理に必要な法人内データを合わせて経費精算システムに連携することで実現可能となっている。

 VCN利用の流れ(出典:三菱UFJニコスおよびMastercardの報道発表資料より)

VCN利用の流れ(出典:三菱UFJニコスおよびMastercardの報道発表資料より)

<参照URL>
https://newsroom.mastercard.com/asia-pacific/ja/press-releases/210415/


●その他の関連ニュース
マスクを付けても顔認証で決済! 未来型AI無人店舗「DIME LOUNGE STORE(ダイムラウンジストア)」本日オープン!セキュア・小学館・丸善ジュンク堂の3社が、未来型AI無人店舗をプロデュース!|株式会社セキュア

スーパーマーケット「京急ストア」、「もとまちユニオン」、「生活雑貨館ハウツ」44店舗で、「楽天ペイ(アプリ決済)」が利用可能に|楽天ペイメント株式会社

東武グループとアリババ、「浅草」「ミズマチ」「東京スカイツリータウン®」エリアで中国向けにオンラインお花見イベントを開催 | アリババ株式会社

JR東日本スタートアッププログラム2021を開催します – 東日本旅客鉄道 – JR東日本スタートアップ 

横浜市およびみずほ銀行の「商店街等の活性化に関する連携協定書」の締結について~横浜市内の商店街で、電子商品券/地域振興券を 検討いただけます~ |みずほ銀行 

「dカードGOLD」の会員数が800万を突破|NTTドコモ 

マネーツリー、金融データ分析ツール「LINK Intelligence」を提供開始

大日本印刷と産経新聞社の「ライフラ合同会社」情報銀行の事業化に向けた実証事業を開始 | ニュース | DNP 大日本印刷

 

About Author

ePayments News

日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

Comments are closed.