[関連各社の発表ニューストピックス~2月10日]
●DNPマルチ決済 静鉄が導入
大日本印刷はクレジットカードや電子マネー等の複数の決済手段や共通ポイントなどが利用でき、その情報を一元管理できる「DNPマルチペイメントサービス」を2017年2月10日に開始した。利用企業は各事業者と接続済みのゲートウェイを利用でき、個別に複数の事業者と回線を接続せずに複数の決済手段を店舗に導入できる。また、売上集計、請求予定データの確認など決済サービス事業者ごとに必要となる決済情報の処理を一元管理できる。セキュリティはPCIDSS準拠。
なお、本サービスは静岡鉄道が発行するIC乗車カード「LuLuCa」で先行導入され、電車やバスの利用に加えて静鉄グループの食品スーパー等で利用できる。今後は、関連事業を含めて2020年に20億円の売上を目指すほか、本サービスの決済情報やポイント利用情報などを集計・分析して、店舗への送客に活かす「決済連動マーケティング」と結びつける。

静鉄ストアに設置されたLuLuCaの決済端末(出典:大日本印刷の広報発表文より)

静鉄ストアに設置されたLuLuCaのチャージ画面(出典:大日本印刷の広報発表文より)

サービスイメージ図(出典:大日本印刷の広報発表文より)
<参照URL>
「DNPマルチペイメントサービス」を開始 クレジットや電子マネーなどの多様な決済を一元管理
●セガ マルチチャージ機導入へ
TFペイメントサービスはクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」が、PFUにおいて開発中のマルチ電子マネーチャージ機のサービスインフラに採用されたと発表した。決済・チャージ(入金)などの処理をクラウド上で行うシンクライアント型の拡張性を生かし、1台のチャージ機で、Suica・PASMOなどの交通系電子マネーをはじめ、nanaco、WAON、楽天Edyなど各種電子マネーのチャージが可能となる予定。同機はアミューズメント施設向けとしてセガ・インタラクティブでの採用が決定しており、今夏からの順次、全国展開に向けて開発を進める。

現在開発中のPFU製シンカクラウド採用マルチチャージ機と対応予定の電子マネー(出典:TFペイメントサービスの広報発表文より)
<参照URL>
業界初!マルチ電子マネーチャージ機のサービスインフラに「シンカクラウド」が採用(TFペイメントサービス・PFU)
●その他の関連ニュース
デジタルガレージ、オリコカードの会員優待ショッピングサイト「オリコモール」のスマートフォンアプリの提供を開始(デジタルガレージ・オリエントコーポレーション)
【LINE Pay】登録ユーザー数が世界1,000万人を突破(LINE Pay)
[2017-02-10]