トッパン・フォームズは11月5日、「ベトナムでのICカード利用共通化促進キット活用実証事業」を、日本貿易振興機構(JETRO)から業務委託を受け、2018年11月から技術検証を開始すると発表した。実証事業は「日ASEAN新産業創出実証事業」の第三回公募の採択案件の一つとしてホーチミン市、ハノイ市で実施され、日本で交通系ICカードや電子マネーとして広く普及する「FeliCa」タイプのICカードを利用し、ベトナムで初めてのICカード利用共通化(同社調べ)に取り組む。
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ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)は10月23日、ソニーで長年培った非接触型のICカード技術を応用して、ICカードハードウェア関連技術と相互認証・暗号通信技術を含む「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」を開発したことを発表した。USBでPCと接続する既存の代表的なハードウェアウォレットと異なり、ICカード型のハードウェアウォレットは小型で持ち運びやすく、利便性が高い特徴がある。また、信頼度の高い耐タンパー性のあるICカード内モジュールで安全に秘密鍵を生成・保存することができる。
みずほ銀行と東日本旅客鉄道(以下、「JR東日本」)は8月1日、東京・大手町のみずほ銀行本店で記者会見を開き、iPhone7以降のiPhoneとApple Watchに対応する「Mizuho Suica(みずほスイカ)」のサービスを提供開始したことを発表した(写真1)。みずほ銀行口座を持っていればアプリからSuicaを即時に新規発行でき、みずほ銀行の普通預金口座からのチャージ(口座振替)が利用できるようになる。年会費やチャージ手数料なども無料で、Suica提供エリア以外の利用者がiPhoneでSuicaを使いたいと思ったら、有力な選択肢となり得るサービスだ。
LINEは6月28日に、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターにて開催した事業戦略説明会「LINE CONFERENCE 2018」の中で、決済・送金サービスであるLINE Payの新しい戦略を発表した。非接触ICサービスであるQUICPayへの対応など、その内容についてはすでにさまざまなメディアで紹介されているが、ここでは当日発表を行ったLINE Pay 取締役COOの長福 久弘 氏によるプレゼンテーションをほぼ原文のまま紹介する。
今年の5月末から新たにSuica、WAONに対応し、すでに対応済みだった楽天Edy、nanacoと合わせて合計4種類のFeliCa系電子マネーに対応したGoogle Pay(旧サービス名称・Android Pay)。これに伴ってGoogleは、6月15日(金)から6月24日(日)まで(営業時間は11時から19時まで)東京・新宿のサナギ新宿前イベントスペースにてGoogle Pay特製のアイスクリーム、名付けて“サイフクリーム”が貰える体験ブースを設置している。
Googleは5月24日、同日よりGoogle PayにSuicaとWAONが対応することを発表した。すでに連携している nanaco、楽天Edy と合わせて主要な電子マネーのうち4つが同サービスで利用できるようになる。これにより多くの店舗、交通機関やオンラインなど利用が可能となるほか、複数のカードやポイントをまとめて管理できるようになる。 今後さらに便利にKyash、JACCS、JCB から発行されたプリペイドカード、デビットカードやクレジットカードにも順次対応を予定しており、さらに利用シーンが増える見込み。QUICPay を通して 72 万ヶ所以上での買い物に使えるようになるという。
大日本印刷は1月24日、電子マネーなどに利用されているFeliCaチップを搭載した非接触IC媒体「Smart-Jacket」の新製品を1月に発売することを発表した。新製品は、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズが提供する、薄型でフレキシブルなFeliCa小型アンテナモジュール「RC-S111」を搭載。従来品よりも薄型、小型、フレキシブルという特長があり、リストバンドなど幅広い形状の製品に搭載することが可能になった。
ニッセンレンエスコートは、1月19日より札幌市内の交通・商業・行政分野で利用される市民ICカード「SAPICA(サピカ)」や「Kitaca」をはじめとした「交通系電子マネー」に対応する決済サービスを、札幌ドーム施設内の店舗への提供を開始すると発表した。なお、同サービスにはTFペイメントサービスが提供するクラウド型電子マネー決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」が利用される。
コイニーは店舗向けクレジットカード決済サービス「Coineyターミナル」において、国内の主要電子マネーに対応する新しいカード決済端末「Coineyターミナル Plus」の販売を2018年1月17日より開始すると発表した。今後は、電子マネーへの対応を行い、1台の決済端末でより幅広い決済手段に対応していく構え。本端末は国内電子マネー決済の認定[FeliCaリーダライタRF性能検定Ver1.4 Mクラス]も取得している。
今年9月、米・Apple社がiPhone 8とiPhone Xを発表した後に行われたiPhoneのiOS11アップデート。この更新により、この時点で販売中の最新機種であったiPhone 7でもいくつかのNFC機能が開放されたことは、業界関係者には周知の事実だろう。しかし、それらをよく見ていくと中には誤解も含まれているようで、少し注意が必要だ。
日本電気(NEC)とエム・ピー・ソリューションは、2017年3月から自動販売機向けのグローバル決済ソリューションを提供開始する。FeliCaを採用する電子マネー(iD、交通系IC、nanaco、QUICPay、楽天Edy、WAONなど)、国際ブランドを搭載したクレジットカードやデビットカード、au Walletカードのようなプリペイドカードの利用が可能。[2016-11-01]
日本経済新聞社『リテールテックJAPAN』ウェブサイトのリレーコラム(電子決済・ICカード国際情報局)、今年も10月から来年3月までの全6回に渡る連載がスタートいたしました。巷で話題沸騰中のアップルペイの秘密に迫ります。[2016-10-14]
東日本旅客鉄道は10月7日から、既存のNFC搭載AndroidスマートフォンをSuica電子マネーの決済端末として利用するサービスについて、実店舗での試行を開始した。東京・千代田区の東京国際フォーラムで10月7日〜9日まで開催されている「東京味わいフェスタ2016」にて、実際にSuica電子マネーの支払いを試してみた。[2016-10-07]
本日、日本で販売されるiPhone 7/iPhone 7 Plus/Apple Watch Series 2にFeliCa技術が搭載され、「iD」「QUICPay」「Suica」の非接触IC決済サービスが「Apple Pay」として本年10月下旬より提供開始されるとの発表がございましたことにつきまして、ご関係の皆さまへ心よりお祝いを申し上げます。[2016-09-08]
研究所の日常を紹介する[研究所コラム]。本日の題材は「スターバックスカード」についてです。基本はプラスチックカード素材のプリペイドカードなのですが、オートチャージにも対応していて、いざというときに残高不足で後ろのヒトに迷惑をお掛けすることのない、大変便利なカードです。[2016-06-13]