和歌山県有田川町と富士通マーケティングは12月26日、スマート図書館の実現に向け、ICタグを活用した「ウォークスルー型図書自動貸出システム」を構築し、2020年1月7日より運用を開始すると発表した。同システムは、利用者が利用者カードと図書を持って、施設に設置されたICタグ読取ゲートを通過するだけで貸出手続きを完了させるもの。読取ゲートは、高い認識率を実現させるため、実証実験を重ねオリジナルで制作した。自動返却ポストと組合せることで、利用者の利便性向上と図書施設運営の効率化を目指す。
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楽天は12月20日、レストランやカフェ、小売店などの実店舗を持つ事業者を対象に、楽天IDで利用できる事前注文・決済サービスを自社のサイトやスマートフォンアプリ上で簡単に構築できるITソリューション「Rakuten Ready」を同日より提供開始したと発表した。 事業者はを本ソリューションを導入することで、自社でのシステム開発を行うことなく、顧客が事前にサイトやスマートフォンアプリで注文・決済し、実店舗で商品を待ち時間なくスムーズに受け取ることができる事前注文・決済サービスを構築することが可能となる。また、顧客が事前注文・決済時に楽天IDを使ったキャッシュレス決済を利用可能にするとともに、「楽天スーパーポイント」を貯めたり、支払いに使ったりすることもできる。さらに、楽天会員に対して、ポイントを活用したキャンペーンなど、新たなマーケティング施策を柔軟に実施できるようになる。
KDDIは12月18日、同社と毎日新聞社が皇居ランナー(皇居の外周路をランニングする人たち)向けに提供している会員施設で、無人ショップと、ランニングフォームの自動解析が体験できる実証実験を12月18日から開始したと発表した。無人ショップではアメリカのスタートアップ企業であるedison.ai Inc.の画像解析技術を採用し、欲しい商品を商品を手にとって退店するだけで自動的にカード決済が完了する。
NTTドコモと、モバイルオーダーやOMO(Online merges with Offline)関連のサービスを手掛けるShowcase Gig(ショーケース・ギグ)は12月5日、「d払い」のミニアプリにおける機能拡充と、日本の実店舗領域におけるモバイルオーダーサービス、およびOMOの浸透を目的として、今年11月25日に資本・業務提携契約を締結したと発表した。同日、両社が共同記者発表会を開催し、明らかにした。
ジェイアール東日本フードビジネスとShowcase GIGは9月4日、東京・池袋のバーガーレストラン「R・ベッカーズ池袋東口店」で同日の営業開始から新たに導入したセルフ注文決済端末の「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を報道陣に公開した。事前注文決済サービスとしては、今年1月に導入した「モバイルオーダー」に続いての導入となる。
NTTデータは9月2日、レジ支払いをせずに、決済手段を指定したQRコードで認証入店することで、手に取った商品をそのまま持ち帰ることのできるレジ無しデジタル店舗出店サービスを同日より小売業界向けに提供開始すると発表した。レジ無しデジタル店舗出店サービスはカメラや重量センサーからのデータ解析を得意とする中国のCloudPick社(読み:クラウドピック)と業務提携し、レジ無しデジタル店舗のビジネス化に向けて、3段階のサービスを提供する。
JR東日本リテールネットは7月23日、セルフレジを活用したキャッシュレス・無人店舗を7月30日よりJR武蔵境駅nonowa改札口にNewDaysとして初めてオープンすることを発表した。セルフレジはSuica等交通系電子マネーおよびクレジットカードでの決済が可能となっている。本店舗以降、2019年度に首都圏の複数店舗においてキャッシュレス・無人店舗を展開していくという。