
警察庁組織犯罪対策第二課は6月18日、特殊詐欺等の被害拡大防止を目的として、都市銀行等の金融機関8行との「情報連携協定書」を締結したと発表した。令和6年の特殊詐欺の被害額が過去最悪となり、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額が前年の約3倍に達するなど極めて憂慮すべき状況にある情勢を踏まえ、警察庁(組織犯罪対策第二課)と都市銀行等の金融機関8行(以下、「協定金融機関」)は、検挙及び被害防止に資する対策を強化するため、協定金融機関がモニタリングを通じて把握した、詐欺被害に遭われている可能性が高いと判断した取引等に係る口座に関連する情報について、関係する都道府県警察及び警察庁に迅速な共有を行うことなどを内容とする「情報連携協定書」を令和7年6月18日に締結した。