東急電鉄、東急、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号、QUADRACは8月21日、クレジットカードのタッチ機能とQRコードを活用した乗車サービスの実証実験を開始すると発表した。実証実験は2023年8月30日から田園都市線全駅で行われ、2024年春までに一部駅を除く東急線全駅に拡大される予定。乗車券はデジタルチケットサービス「Q SKIP」(キュースキップ)の販売サイトでクレジットカードを使って購入し、改札機でクレジットカードのタッチ機能かスマートフォンのQRコードをかざすことで入出場ができる。東急のDX特別組織「URBAN HACKS」が運営するサイトでは、田園都市線と世田谷線が1日乗り放題の企画乗車券などが提供され、将来的には東急グループの商業施設と連携したサービスも追加される予定。
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EC市場の成長著しいアジアの新興国。そのトレンドに連なって、「後払い/BNPL」の利用ニーズにも熱視線が集まっている。2018年からアジア進出を始めたネットプロテクションズで、海外事業の責任者を務めている角元 友樹(かくもと・ゆき)氏に、同社がサービスを提供中の台湾、ベトナムにおけるBNPL市場の現状についてオンラインで聞いた。
東京メトロ、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、QUADRACは8月7日、2024年度中に東京メトロ線内でクレジットカードのタッチ決済とQRコードを使った乗車サービスの実証実験を開始すると発表した。交通系ICカードを主軸としつつ、新たな乗車サービスを検証する。実験では、企画乗車券が乗車券販売サイトで販売される。利用者はそれを事前購入し、タッチ決済対応のカードおよびスマートフォン、あるいは、スマートフォンに表示されたQRコードを自動改札機にかざして利用する。決済プラットフォームには、三井住友カードの「stera transit」が用いられる。なお、今後は実証実験の状況を踏まえ、クレジットカード等を用いた後払いサービスの実施についても検討していくという。
神戸市交通局、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、東芝インフラシステムズ、QUADRACは7月5日、2024年春より、神戸市営地下鉄全駅でタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等による鉄道乗車が可能となると発表した。今回の取り組みは、「世界パラ陸上競技選手権大会」や「大阪・関西万博」、「神戸空港の国際化」等による国内外からの来街者増加を見据えた取り組みとなる。対応する決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardについては順次追加予定としている。タッチ決済履歴はQUADRAC の Q-move サイトにて会員登録を行うと確認できる。
九州旅客鉄道(以下「JR九州」)、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号、QUADRACは6月28日、JR九州の一部区間において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し実施している、タッチ決済で自動改札機の入出場を行う実証実験の対象駅を拡大すると発表した。現在、JR九州の鹿児島本線 博多駅~香椎駅(5駅:博多駅、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅)を対象としているが、門司港駅~久留米駅までの全駅、および香椎線 海ノ中道駅を含めた50駅に拡大する。実証期間は2023年7月12日から2024年3月31日まで。鹿児島本線 博多駅~香椎駅については、2022年7月22日からの実施となる。なお、利用できるカードブランドはVisa、JCB、American Expressの3ブランドとしている。
大阪観光局は6月20日、新観光アプリ「Discover OSAKA」を7月3日よりサービス開始すると発表した。同アプリでは大阪府内のお出かけ情報や旅ナカコンテンツを一覧で見ることができ、今いる場所から行きたい観光施設への経路検索ができる。また、観光客に合わせたプッシュ通知や天気予報、防災情報等も多言語にて対応しているほか、約500ヶ所の観光施設・体験の予約・決済が可能となっている。さらに、XR体験システム(AR/VR といった仮想世界と現実世界を融合させる技術)を活用した大人気アニメキャラクターとの記念撮影機能等、これまでの観光を一層楽しく便利にする機能を搭載した。
PayPayは6月15日、同日より、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入する加盟店(店舗に掲示されたQRコードを利用者がスキャンする「ユーザースキャン方式」を利用する加盟店のみ)のうち、「Alipay+(アリペイプラス)」を利用する店舗において、タイの「TrueMoney」、マレーシアの「Touch ‘n Go eWallet」、フィリピンの「GCash」「HelloMoney by AUB」、での決済が可能になったと発表した。すでに連携している中国本土の「Alipay」、香港の「AlipayHK」、韓国の「Kakao Pay」を含む、いずれかのサービスを利用する延べ10億人以上のユーザーは、日本に訪れた際にPayPay加盟店に設置されているQRコードから飲食や土産代、宿泊費などの決済ができるようになった。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは6月7日、同社の自動販売機で15種類以上のQRコード決済が利用可能となるサービス「QR de決済」を同日より開始したと発表した。対象自動販売機にQRコードシールを貼付することで、お客は、スマートフォンからQRコードを読み取り、製品と決済手段を選択し、自身が利用する決済サービス上で製品購入が可能となる。職域や外国人旅行者の訪問が多い観光地などを中心に、2023年中に約5万台の同社の自動販売機でサービスを提供することを目指す。
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下「Visa」)は5月25日、日本におけるVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数が2023年3月末で1億枚を超えたと発表した。2013年5月に日本での発行を開始したVisaのタッチ決済は、発行開始10年目のタイミングで1億枚を達成。2019年6月末時点で1,000万枚を超えて以降は3年9カ月で10倍となり、大きく拡大した。
小田急電鉄と小田急箱根ホールディングス、三井住友カード、ジェーシービー、小田原機器、QUADRAC、オムロン ソーシアルソリューションズは4月12日、小田急箱根グループの交通機関各駅に、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどによるタッチ決済と、QRコードを活用した電子チケット(以下、QR チケット)読み取り機能が一体化した専用端末を設置し、2023年夏の運用開始を目指すと発表した。
ネットスターズは3月6日、同日より、同社が提供するマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を通じて、ベトナムのMilitary Commercial Joint Stock Bank(本社:ベトナム・ハノイ、以下「MB Bank」)が提供する、MB BankアプリのQRコード決済サービスが、訪日ベトナム人の日本での支払いに利用できるようになったと発表した。MB Bankアプリのユーザーは訪日時に、MB Bank決済対応を申し込んだStarPay加盟店にて、MB Bankアプリを使って、デビッド方式にて日本で支払いができる。日本でベトナムの事業者が展開するQRコード決済が利用できるのはこれが初となる。「StarPay」は国内のQRコード決済に加えて、訪日客対応も強化しており、この度ベトナムが加わったことで、10か国/地域のサービスに対応する。
江ノ島電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、日本信号、QUADRACは2月15日、今春に、江ノ島電鉄全駅でタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォン等による鉄道乗車を首都圏で初めて実施すると発表した。今回、江ノ島電鉄では、沿線エリアの経済活性化やオープンループ方式を活かした公共交通利用促進キャンペーンなど多様なサービスの提供を目的として、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、無人駅を含む江ノ島電鉄線全ての駅にタッチ決済用改札機を設置する。対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの5つで、銀聯、Mastercardは順次追加される予定。開始時期は2023年4月以降としており、具体的な日程は後日案内される。
三井住友カードは2月13日、2024年度よりOsaka Metro(大阪市高速電気軌道)が開始する「Visa のタッチ決済」による乗降車の実証実験に参画すると発表した。Osaka Metroでは、2025年の大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組みとして、現在、「顔認証改札機」の実証実験を行っているが、「QRコードを活用したデジタルチケット」サービスや「Visaのタッチ決済」の実証実験も2024年度から順次開始する。これにより、万博開催時には、「交通系ICカード」、「QRコードを活用したデジタルチケット」、「Visaのタッチ決済」、「顔認証改札機」が揃い、国内外のお客の多種多様なニーズに応えていく。なお、「Visaのタッチ決済」の実証実験は、大阪メトロの全駅を対象として、三井住友カードの公共交通向けソリューション「steratransit(ステラ トランジット)」を活用する。Visaブランド以外のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードにも対応する予定。
TableCheck(以下、テーブルチェック)は2月6日、世界最大級の旅行プラットフォーム「Tripadvisor」と連携を開始したと発表した。テーブルチェックは、飲食店向けの予約・顧客管理システムを提供するとともに、飲食店の公式予約ページの提供を行っている。18言語に対応し、海外ゲストの飲食店予約時にハードルとなる言語や時差の課題を解決し、旅先のレストラン体験をサポートしている。今回の連携により 「Tripadvisor」に掲載している飲食店ページにテーブルチェックのネット予約ボタンを設置し、「Tripadvisor」経由の予約を獲得することが可能となる。これにより、世界中の「Tripadvisor」ユーザーは、24時間リアルタイムの空席情報にもとづいて、お気に入りのレストランをオンラインで予約できるようになる
関東の鉄道およびバス事業者44社局が加盟する Greater Tokyo Pass 協議会は1月13日、利用可能エリアの鉄道・軌道線と一般バス路線が乗り放題になる訪日外国人旅行者向けの企画乗車券 「Greater Tokyo Pass」について、回復傾向にある訪日需要のさらなる増加が見込まれる春節の時期に合わせ、同20日にリニューアル発売すると発表した。価格はそのままに有効期間を3日間から5日間に延長するほか、鉄道のみ利用できる 「Greater Tokyo Pass(Railway Only)」を発売する。