
日立製作所は生体情報から電子署名を生成する自社独自の「公開型生体認証基盤(以下、PBI)」技術を応用し、ブロックチェーンにおけるセキュアな取引を実現するPBI-ブロックチェーン連携技術を開発したことを発表した。従来の生体認証技術と異なり、生体情報自体を秘密鍵として利用できるため、秘密鍵を外部管理する必要がなく、セキュアな取引が可能となる。また今回、設定した条件に従って電子署名を自動生成可能な自動取引向け短期デバイス証明書生成技術を開発することで自動取引を実現し、取引のたびに認証を行わなくてはならない煩わしさを解消した。[2017-10-05]