●PFで提携 三井住友とGMO
SMBCグループは5月8日、キャッシュレス決済への取組として、1)次世代決済プラットフォームの構築、ならびに、2)新しいキャッシュレス決済エクスペリエンス等を提供することを発表した。事業者・利用者双方の顧客の目線でサービスのレベルアップを図るとともに、日本のキャッシュレス決済進展の阻害要因の解決を目指すという。
1)次世代決済プラットフォームの構築
さまざまなキャッシュレス支払手段が存在し、 その背後に決済情報を処理するためのセンターやネットワークなどから構成される決済プラットフォームが各々かつ多数存在する日本の環境を踏まえ、独自の支払手段を新たに作るのではなく、ネット・リアル双方で多様な支払手段を幅広くカバーする包括的な決済プラットフォームを構築し事業者をサポートする。
ネット決済のGMOペイメントゲートウェイと、三井住友カードを中心としたリアル決済のSMBCグループが、次世代決済プラットフォームの構築に向けて協議する。SMBCグループとしては新たな領域への参入となり、事業者にトータルなソリューションを提供する体制を実現する。
2)新しいキャッシュレス決済エクスペリエンス等の提供
利用者向けサービスの強化によって、新しいキャッシュレス決済エクスペリエンスを提供するため、銀行・カードを中心にキャッシュレス決済関連の機能を飛躍的に向上させる。三井住友カードとセディナが中心となり、SMBCグループとして、グループ各社の総力を結集した取組みとなる。具体的な取組は以下の通り。
- キャッシュレス決済の利用者が、いつでも・どこでも・好きな方法で支払うことが出来るよう、様々な支払手段(クレジット、デビット、電子マネー等)、様々な店頭インターフェース(非接触IC、QRコード決済等)を便利に使い分けることができるモバイル・サービスを導入
- 使いすぎ懸念を持つ利用者がキャッシュレス決済を安心・安全に利用できるよう、モバイル上で利用限度額をフレキシブルに設定したり、節約などで資金繰りに余裕のある利用者が、ニーズに応じてクレジット決済からデビット決済へ柔軟にスイッチできるようにするなど、支払のセルフ・コントロール機能を提供
- SMBCグループ共通ポイントを導入し、決済を含む様々な金融サービスでポイントを獲得可能に。さらに、各種事業者との連携による特典の提供についても検討
- 上記の機能について 2018年度から順次リリースを行う
<参照URL>
http://www.smfg.co.jp/news/pdf/j20180508_01.pdf
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