●リキッドが仮想通貨導入支援
Liquidは3月19日、今まで専門知識を有する一部の企業しか提供できなかった独自の仮想通貨の発行を可能にする「LIQUID Reader」の販売を開始したと発表した。これは、NFC、クレジットカード認証端末である「LIQUID Reader」が、通常のクレジットカード決済(現在は、VISA、Mastercard対応)に加えて、同社が提供する決済サービスである「PASS」を通じて、店舗が独自に仮想通貨(分散台帳ベースのトークン)を発行できるようになったというもの。
店舗が独自の仮想通貨を発行し、ユーザーに付与することで、常連客向けに会員権のようなサービスを提供したり、客に独自の決済手段として利用してもらうことや、将来的に通貨自体を仮想通貨取引所に上場させることで、店舗が幅広くユーザー等から資金調達を行う手段を実現するという。
また、LIQUID独自の生体認証技術により、管理を行う分散台帳自体への不正アクセスや不正な権限の書き換えがあった場合も、不正アクセス等があった以前のトークンの所有者を特定することで不正アクセス等への対応を行うことが可能になる。また、仮想通貨利用や移転時に認証を求めることで、不正利用の可能性を少なくすることができるという。
<参照URL>
https://liquidinc.asia/20180319-2/
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