【ニューストピックス~7月24日】エアレジに量り売り機能追加/NFTとNFCで真正性証明/ほか

●エアレジに量り売り機能追加
 リクルートは7月24日、POSレジアプリ『Airレジ』が、小売店向けに新たに「量り売り」機能をリリースしたと発表した。これにより、グラムやリットルなどの販売単位で注文入力が可能となり、商品のレシートや領収書には販売した分量と販売単位が印字されるようになる。『Airレジ』は機能の改善や追加により、他にも在庫管理・棚卸し機能や商品画像表示、バーコード入荷などの便利な機能を提供しており、多くの業種、店舗に導入されている。一方で、小売店では必要な機能が足りず、旧型のレジが採用されるケースもあるという。今回、『Airレジ』に量り売りを含む新機能を追加することで、店舗のオペレーションを円滑にし、人手不足や物価高騰に悩む店舗を支援していく。

『Airレジ』量り売り機能のイメージ(出典:リクルートの報道発表資料より)

『Airレジ』量り売り機能のイメージ
(出典:リクルートの報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/0724_12501.html

 

●NFTとNFCで真正性証明
 大日本印刷(DNP)は7月24日、NFCタグとNFTを組み合わせた正規品証明およびデジタル上での所有証明システムを開発したと発表した。Web3カンファレンス「WebX」にデジタルアートブランドを運営するRaptorsと共同で参加し、試作版のデモンストレーションを行う。デジタル作品への注目が世界的に高まる中、デジタルでしか存在しない作品を現実に出力するニーズも高まっているという。DNPはカラーマネジメント技術や多様な表現技術を持ち、Raptorsのブランド「GASHO2.0」は立体的な表現を可能にする出力技術を持っている。両社はこれらの技術を活かして、人気イラストレーター・藤ちょこ氏の作品を使い、日本の表現力と技術力を世界にアピールする。

 DNPは偽造品の増加に対応してセキュリティ技術と認証技術の開発に取り組んでおり、NFCタグ認証プラットフォームを活用してブロックチェーン技術と連携し、商品の正規品証明と所有者に提供されるデジタル証明書のNFTを開発している。今後は、アニメ・マンガ・ゲームなどのIPホルダーと協力してデジタル作品を現実に出力するソリューションを提供し、セキュアな認証技術とブロックチェーンを組み合わせた「モノの来歴証明」のソリューションの開発にも取り組んでいくという。

DNPの所有証明システムのイメージ(出典:大日本印刷およびRaptorsの報道発表資料より)

DNPの所有証明システムのイメージ
(出典:大日本印刷およびRaptorsの報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169582_1587.html


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