【ニューストピックス~5月12日】荷物発送の経費精算を不要に/ほか

●荷物発送の経費精算を不要に
 ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンとヤマト運輸は5月11日、「LINE WORKS」上から簡単に宅急便の発送手続きができ、配送費用の個人精算も不要となる新機能の提供を同日から開始すると発表した。「LINE WORKS」上で、チャットBotを通じて届け先などの送り状情報を入力すると、専用QRコードが発行されるようになる。専用QRコードを荷物と一緒に近くのヤマト運輸の営業所およびPUDOステーションやコンビニエンスストアなど最寄りの発送場所に持ち込むだけで、簡単に荷物を発送することができるため、手書きで送り状を用意する必要がない。また、配送費用は、発送手続きの際に自動で計上され、「LINE WORKS」の利用料金と合算して会社に請求されるので、配送費用を個人で立て替えをせずに荷物を発送できる。なお、同機能は「LINE WORKS」の有料版利用者が対象となる。

 新型コロナウイルス感染症拡大を契機としたテレワークの急速な普及を受け、在宅勤務をはじめ、シェアオフィスやサテライト拠点の活用など、多様な場所での働き方が定着しつつある。それにともない、業務上必要な荷物を自宅などオフィス以外の場所から発送する機会が増えている。一方で、オフィス以外の場所から荷物を発送する際は、「手元に送り状がない」「経費の立て替えが必要」などの状況が生じ、業務の効率化や発送時の利便性向上が課題となっている。両社はこれらの課題を解決すべく、企業が業務コミュニケーションで利用する「LINE WORKS」上に、宅急便の発送手続きができる新機能の実証実験を、2022年3月から開始。複数の企業が利用し、システムの動作や操作性などの検証の結果、課題解決や満足度向上に寄与することができたとして、今回、正式に提供を開始した。

(出典:ワークスモバイルジャパンおよびヤマト運輸の報道発表資料より)

(出典:ワークスモバイルジャパンおよびヤマト運輸の報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20220512_2.html


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