●物理的な「銀行離れ」を応援
りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ傘下の関西みらい銀行は4月9日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い外出自粛に取り組んでいるお客への応援と、窓口やATMに行かずに自宅でできるサービスの案内を目的に、翌4月10日より特設ホームページを開設し「#うちで過ごそう」応援企画を開始すると発表した。ソーシャルディスタンス(公衆衛生戦略を表す用語で、疾病の感染拡大を防ぐため、意図的に人と人との物理的距離を保つこと)を通じて、りそなグループならではの感染拡大予防方法を紹介する。
りそなグループのロゴを離したソーシャルディスタンスロゴをキーに、ソーシャルディスタンスに関する特設ホームページを開設する。同ページを起点に同社グループにおける新型コロナウイルス感染症に伴う取り組みや、「りそなグループアプリ(以下アプリ)」などの非対面チャネルを活用した個人のお客が外出せずに銀行を利用できる方法を紹介する。
また、ポイント還元で在宅でのサービス利用を後押しする「#うちで過ごそう」応援企画として、期間中新たに「りそなグループアプリ」をセットアップしたお客へ、クラブポイントを100ポイント還元する(2020年4月10日より同年5月31日までに初めてセットアップした人が対象)。
<参照URL>
https://www.resonabank.co.jp/about/newsrelease/detail/20200409_1a.html
●ライン 統一QR MPMも対応
LINE Payは4月9日、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、2019年8月より参加している総務省主催「統一QR「JPQR」普及事業」への対応範囲を拡大すると発表した。同社は、同事業の開始以降、消費者のスマートフォンに表示したQR/バーコードを店舗のレジで読み取る利用者提示型コード決済(CPM方式)で対応してきたが、このほど店舗に設置したQRコードを消費者のスマートフォンで読み取る、読み取り支払い型(MPM方式)での対応も開始する。これにより、全国の「JPQR」対応店舗で「JPQR」を読み取るだけで「LINE Pay」のコード支払いを利用できるようになる。
なお、同事業は5つの地域(岩手県、栃木県、長野県、和歌山県、福岡県の県全域)を対象に、小規模店舗を含む広範な事業者にバーコードやQRコードを用いた決済手法(コード決済)を普及させることを目的として、加盟店開拓業務プロセス等の検証と、低廉な手数料率でのサービス提供等によるキャッシュレス化の進展の検証を行ってきた。そこで一定の成果が確認できたことから、2020年2月から全国展開に向けたトライアルに着手している。
<参照URL>
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3177
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