
NTTデータは3月26日、2024年4月以降、クレジットカードの不正利用防止やセキュリティ向上を支援するため、「CAFIS」サービスの拡張・強化を進めると発表した。まず、2024年4月にCAFISの不正対策サービス「CCTM」(CAFIS Transaction Manager)への新機能を追加する。CCTMはイシュア(カード発行会社)が保有する不正取引監視機能の一部を、フロントネットワークCAFISに共通化するサービス。今回追加する新機能では、加盟店が国際ブランドのルールを逸脱した再オーソリ(与信承認)処理を実施した際に、アクワイアラ(加盟店契約会社)の代わりにCAFISが拒否応答を行う。これにより、不正アタックなどによる大量のオーソリが効果的に防止できるという。