みんなの銀行は5月13日、同日から同31日の間、『ライトなお金の振り返りをはじめよう!キャンペーン』を実施すると発表した。期間中に、みんなの銀行のレコード機能を使って、保有する「銀行口座」や「クレジットカード」のいずれか一つ以上を連携した人に現金300円をプレゼントする。レコード機能は、「お金のあれこれ、スマホで完結」というコンセプトのもと開発された、簡単かつ直感的にお金の管理ができる機能としている。保有している他行の銀行口座・クレジットカード・電子マネーを連携すると、一目で残高や明細を確認でき、自身のお金をライトに振り返りたいという人に最適な機能となっている。プレゼントは保有するみんなの銀行普通預金口座(Wallet)に入金される。入金時期は、2022年6月下旬頃の予定としている。なお、キャンペーン対象者は、先着順で上限を設けるため、早めの参加を促している。
Author ePayments News
ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンとヤマト運輸は5月11日、「LINE WORKS」上から簡単に宅急便の発送手続きができ、配送費用の個人精算も不要となる新機能の提供を同日から開始すると発表した。「LINE WORKS」上で、チャットBotを通じて届け先などの送り状情報を入力すると、専用QRコードが発行されるようになる。専用QRコードを荷物と一緒に近くのヤマト運輸の営業所およびPUDOステーションやコンビニエンスストアなど最寄りの発送場所に持ち込むだけで、簡単に荷物を発送することができるため、手書きで送り状を用意する必要がない。また、配送費用は、発送手続きの際に自動で計上され、「LINE WORKS」の利用料金と合算して会社に請求されるので、配送費用を個人で立て替えをせずに荷物を発送できる。
楽天グループは5月11日、日本航空(JAL)と提携し、楽天のポイントプログラム「楽天ポイント」と「JALマイル」の相互交換を同日より開始したと発表した。楽天は2004年から全日本空輸とポイントとマイルの相互交換を行っており、今回のJALとの相互交換開始により、国内大手航空会社2社との相互交換が、主要共通ポイントで初めて可能となった。「楽天ポイント」から「JALマイル」への交換は、「楽天ポイント」2ポイントを「JALマイル」1マイルに交換することができる。最小50ポイントから2ポイント単位で設定ができ、1か月あたり最大20,000ポイントまで「JALマイル」に交換することができる。一方、「JALマイル」から「楽天ポイント」への交換は最小3,000マイルから行うことができ、3,000マイル以上1,000マイル単位で交換する場合は「JALマイル」1マイルを「楽天ポイント」0.5ポイントに交換することができる。また、10,000マイル以上、10,000マイル単位で交換する場合は「JALマイル」1マイルを「楽天ポイント」0.8ポイントに交換することができる。
PayPayは5月10日、総合オンラインストアAmazonの決済方法として、同日からキャッシュレス決済サービス「PayPay」が利用可能になったと発表した。今回の導入によってPayPayユーザーは、クレジットカードを持っていなくても「PayPay」にチャージしたり、普段の買い物やキャンペーンなどによって付与されたPayPay残高を使ってAmazonでの買い物が可能になる。また「PayPayポイント」と「Amazonポイント」との両方を獲得できる。なお、Amazonで利用可能なPayPay残高の種別は「PayPayマネー」および「PayPayポイント」となっているため、Amazonで「PayPay」を利用するためには、あらかじめ本人確認(eKYC)を行う必要がある。
日本マルチペイメントネットワーク推進協議会および日本マルチペイメントネットワーク運営機構は5月9日、電子決済サービス「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」における2021年度の取扱金額ならびに取扱件数を発表した。取扱金額は39.3兆円、取扱件数は 8,687万件を記録し、サービス開始以来20年連続での増加となった。増加の大きな要因として、国や地方において、税や行政手数料のキャッシュレス化や行政手続きのデジタル化が加速したことにより、電子決済であるペイジーの活用機関が増加したこと、コロナ禍で利用者のキャッシュレス決済へのニーズが高まったこと等を挙げている。また地方団体では、2021年度中に徳島県、春日部市、市原市、八王子市が新たにペイジー収納サービスを開始したことを挙げた。
東芝テックとTOUCH TO GO(TTG)は5月6日、「マイクロマーケット(小規模商圏)」における無人決済店舗システム導入のさらなる加速を目指し、同日より、TTGの製品ラインナップのうち「TTG-SENSE MICRO(ティーティージー センス マイクロ)」および「TTG-SENSE MICRO W(ティーティージー センス マイクロ ダブル)」について、東芝テックによる全国展開を開始すると発表した。両サービスは躯体、什器、決済システムなどセットでの提供が可能な簡易設置版の無人決済店舗システム。工事なし、電源だけで設置可能で、導入面で大幅なコスト削減が図れる。また、カメラによる人物捕捉、重量センサーによるリアルタイムな商品取得データを組み合わせた商品スキャン不要な店舗オペレーションを採用し、利便性の高さとオペレーションコストの削減を両立した店舗運営が可能となる。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会は5月2日、「消費者インサイト調査(2021年度版)」を公表したと発表した。2020年度調査から継続して、キャッシュレスの利用/非利用について「どちらとも言えない」とする中立層の割合は高いものの、「ややキャッシュレス派」以上の方の割合が増加する結果となり、中立層から「ややキャッシュレス派」へのシフト、「どちらかといえば現金派」から中立層への流入が見られたという。また、昨今の政府によるキャッシュレス推進施策も影響し、キャッシュレスの利用シーンの拡大も確認できた一方で、普及状況には地域差がみられ、全国的な平準化が一層の普及に向けての課題としている。
アコムは4月28日、同日より同社が発行する「ACマスターカード」のApple Payへの対応を開始したと発表した。サービス開始により、プラスチックカードを店員に手渡したり、暗証番号を入力するために決済端末に触れたり、紙幣や硬貨をやり取りすることなく、QUICPay対応加盟店およびタッチ決済対応のMastercard加盟店で、iPhoneやApple Watchを使った非接触決済のご利用が可能になる。また、SuicaやPASMOへのチャージなど、Apple Payに対応した多くのアプリやウェブでのオンライン決済にも利用できる。「 ACマスターカード」の自動キャッシュバックも引き続き適用となる。
セブン・ペイメントサービスは4月27日、専用スマートフォンアプリとセブン銀行ATMで簡単に集金できる新サービス「ATM集金」の提供を開始すると発表した。ATM集金は、さまざまなシーンで発生する集金を、専用スマートフォンアプリを利用してセブン銀行ATMで行えるサービス。管理者は入金者情報を管理サイトに登録すると、入金者はATM画面に表示されるQRコードをアプリで読み取り、入金できる。セブン銀行が提供する売上金入金サービスでは、利用シーンが主に店舗売上の集金等に限られていたが、今回のサービスでは業務委託先や販売委託先等の外部事業者からの集金にも対応してほしいというニーズに応えた形となる。
西友と楽天グループ、楽天ペイメントは4月26日、スーパーマーケット「西友」、「リヴィン」、「サニー」全店舗において、同日より共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」が利用可能となったことを発表した。また「楽天西友ネットスーパー」アプリに、西友の店舗でも使える「楽天ポイントカード」や「楽天ペイ(アプリ決済)」の決済機能を搭載し、店舗のキャンペーンやお得情報も提供する「楽天西友アプリ」のサービスを開始したと発表した。これにより、西友は日本で最大規模の「楽天ポイント」が貯まる・使えるスーパーマーケットとなる。利用者は、対象店舗にて「楽天ポイントカード」を提示すると利用金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを使用できる。
三菱総合研究所は4月25日、名古屋市が実施する名古屋プレミアム付き商品券事業のうち初の試みとなる電子商品券「金シャチマネー」に、決済プラットフォームとして地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring」を提供すると発表した。同事業は、名古屋市が消費喚起およびキャッシュレス決済の利用促進による地域経済活性化を目的に実施するもので、発行予定総額は日本最大規模の218億4,000万円(30%のプレミアム分含む)に上り、うち電子商品券「金シャチマネー」の発行予定総額は87億3,600万円としている。同27日から5月27日までの31日間に渡って、名古屋市在住者を対象として購入申込みを受け付ける。利用期間は2022年6月23日から2023年1月31日まで。
ゆうちょ銀行は4月22日、5月6日から、新たにキャッシュカード一体型Visaデビットカード「ゆうちょデビット」の取り扱いを開始する。また、併せて同日から、「ゆうちょデビット 現金プレゼントキャンペーン」等を実施すると発表した。ゆうちょデビットは、1枚のカードで、ゆうちょ銀行の IC キャッシュカードとしても、Visa デビットカードとしても使用できる。利用は口座残高の範囲内、かつ、利用額は即時に口座から引き落とされるため、現金感覚で、ネットショップを含めたVisa加盟店で利用できる。さらに、「Visa のタッチ決済」機能付きのため、レジにあるリーダーにタッチするだけで、スピーディーかつ安全に支払いが完了する。なお、一定金額(原則1万円)を超える支払いについては、暗証番号の入力またはサインが必要となる。
ナッジは4月21日 、次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」において、カード利用でアーティストの「NFT」を特典として入手できる実証実験 “Cashless to earn”の第一弾として、同日より「MILIYAH NFT Club」が新たにスタートすると発表した。今回同社が実施する実証実験”Cashless to earn”においては、期間限定で専用のクラブを開設し、NFTを特典として提供する。第一弾として開設する「MILIYAH NFT Club」では、加藤ミリヤ制作の書道作品をNFT化して提供するほか、ウォレットにおいて特典NFTを保有しているユーザーのみがアクセス可能な動画コンテンツをウェブ上で提供する。普段の買い物などでNudgeカードを利用するだけで、利用金額に応じ、限定のNFT特典がもらえる。
PayPayは4月20日、キャッシュレス決済事業者としては初めて、運転免許証のICチップを利用した本人確認の手続きを同日から開始すると発表した。Android版から先行して提供し、iOS版でも近日中に開始予定。同手続きを実施することで、法律で定められている本人確認をスムーズに完了させる事ができる。現在発行されている運転免許証には、氏名、住所、顔写真などといった個人情報が入力されたICチップが搭載されている。運転免許証の写真撮影を利用した本人確認の手続きと比較し、本人確認書類の偽造や他人によるなりすまし申請、データの改ざんといった不正を防止し、スムーズに本人確認が行える(提出された本人確認情報は法律で定められた範囲内でのみ利用される)。