
日本銀行は9月28日、「キャッシュレス決済の現状」を発表した。同行は決済システムの動向を鳥瞰し、評価するとともに、決済システムの安全性・効率性の向上に向けた日本銀行および関係機関の取り組みを紹介することを目的として、「決済システムレポート」を定期的に公表している。今回のレポートは、決済システムを巡る特定のテーマについて、掘り下げた調査分析を行う「決済システムレポート別冊シリーズ」として、キャッシュレス決済の現状について概観している。
日本銀行は9月28日、「キャッシュレス決済の現状」を発表した。同行は決済システムの動向を鳥瞰し、評価するとともに、決済システムの安全性・効率性の向上に向けた日本銀行および関係機関の取り組みを紹介することを目的として、「決済システムレポート」を定期的に公表している。今回のレポートは、決済システムを巡る特定のテーマについて、掘り下げた調査分析を行う「決済システムレポート別冊シリーズ」として、キャッシュレス決済の現状について概観している。
ジャパンネット銀行は9月27日、11月13日(予定)より、ビザ・ワールドワイド・ジャパンが提供する、国際標準規格のTypeA/Bによる非接触IC決済機能(以下、「Visaのタッチ決済」)を標準搭載した、新しいデザインのVisaデビット付キャッシュカードを発行すると発表した。
NTTデータは9月26日、金融機関アプリ「My Pallete®」(現在18金融機関が利用中)でQRコードを使って口座間の送金ができる、日本で初めての機能を2018年内に提供予定であると発表した。同機能によって、従来の振り込みで必要であった振込先の口座番号の確認や画面への手入力を、QRコード等のやりとりで簡単に送金ができるようになる。
SBIホールディングス(以下「SBIH」)、Orb及びグローリーは9月25日、2018年10月より、ブロックチェーン/分散型台帳技術を用いた「Sコインプラットフォーム」を通してSBIHが発行する決済用コイン「Sコイン」の実証実験を開始すると発表した。
凸版印刷は9月21日、モバイル端末の生体認証機能で安全・簡単にログインできる認証サービスの提供を同日より開始すると発表した。同サービスは従来入力していたID・パスワードをモバイル端末の生体認証機能に置き換えることで、ID・パスワードを一切使用しないログイン認証が可能になるというもの。導入企業が提供する会員サービスと連携させることでセキュリティと利便性を両立した顧客体験を実現する。
大日本印刷は9月20日、キャッシュカードの代わりにNFC対応のスマートフォンをATMにかざすことで、簡単に現金の入出金ができる「DNPスマートデバイス向けATM取引認証サービス」を開発したと発表した。同サービスはICキャッシュカードの情報を、ネットワーク経由でNFC対応のスマートフォン向けのアプリに登録する機能と、スマートフォンをATMにかざすと現金の入出金が可能になる機能をASPサービスとして提供するもので、イオン銀行のスマートフォンアプリ「スマッとATM」で採用され、同日20日よりサービスを開始する。
ID 認証技術推進協会(以下、JICSAP)は、公共交通 IC カード安全技術推進会議の発案に基づき、交通系 IC カードの IC チップの安全性に対する要求を、『交通系 IC カード用チップのプロテクションプロファイル』として策定し、日本の IT セキュリティ評価及び認証制度(JISEC)に基づくコモン・クライテリア(以下、CC)認証を取得したと発表した。同認証の取得は公共交通 IC カード向けプロテクションプロファイルとしては世界初となる。
Googleは9月18日、日本向けに開発された新しいポイントプログラム「Google Play Points」を発表した。アプリ、ゲーム、音楽、映画、電子書籍をはじめとする Google Play におけるすべての支払いでポイントを獲得できる。他にも、対象アプリのインストールなどによってポイントを貯められるほか、より多くのポイントを獲得できるキャンペーン等も用意される。また、獲得ポイントに応じて会員ステータスが上がることにより、より高いポイント付与率と特典を得られる。Google Play Points で貯めた Play ポイントは、さまざまな特典と交換可能。
NTTデータは9月14日、「割賦販売法の一部を改正する法律」によりクレジットカード加盟店に義務化された、クレジットカード番号の非保持化に対応するサービスとして、2018年10月から「CAFISトークナイゼーション・ID預かりサービス」をCAFISの各種決済ソリューションにおいて順次提供開始すると発表した。
セブン銀行と、北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、九州旅客鉄道、京浜急行電鉄、小田急電鉄、西武鉄道、東武鉄道、名古屋鉄道、並びに楽天Edyは9月13日、全国2万4,000台以上のセブン銀行ATMで「交通系電子マネー」、「楽天Edy」にチャージ(入金)および残高確認の取扱10月15日より開始予定であることを発表した。
慶應義塾大学満倉研究室とサイゼリヤ、トッパン・フォームズは9月12日、視線計測装置および満倉が開発した簡易型脳波計を用いた感性計測装置「感性アナライザ」を使って、複数の選択肢からメニューを決定する際の生活者の視線や感性について、共同研究を行ったと発表した。「メニューを決めるまでの生活者の気持ちの動き」を科学的に明らかにできたという。
ビザ・ワールドワイド・ジャパンは9月11日、ローソンが国際標準規格のType A/Bによる非接触決済(以下、「Visaのタッチ決済」)を導入し、同日0時より全国のローソン(ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100)14,289店舗(2018年7月末現在)のレジで、Visaのタッチ決済の利用が可能になったことを発表した。
三井住友カードとフジ・カードサービスは9月10日、10月1日より、「エフカクレジットカード Mastercard」の新規申込み受付を開始すると発表した。三井住友カードとフジ・カードサービスは、エフカ VISA カード(エフカ VISA カード キキ&ララ、エフカ VISA ゴールドカードを含む)を発行していたが、これに「Mastercard」ブランドを搭載した「エフカクレジットカード Mastercard」を新たに発行することになる。
Paidyは9月7日、GMO システムコンサルティングが提供する、カスタマイズ出来るクラウド EC パッケージ「ecOrigins(イーシーオリジン)byGMO(以下、ecOrigins)」に、カードのいらないカンタン決済サービス「Paidy(ペイディー)」が 対応したと発表した。これにより、「ecOrigins」を利用している EC 事業者は、新たな決済手段として「Paidy」を導入することが可能になる。
大日本印刷は9月6日、駐車場や飲食店などに設置した自動精算機や券売機に搭載でき、高度な情報セキュリティ環境のもと、全てのICクレジットカードや汎用電子マネーなどの決済に対応したマルチ決済端末およびサービスの提供を開始すると発表した。決済端末を組み込むことにより、精算機や券売機にクレジットカード情報を残すことがないため、安全・安心に利用できるほか、メンテナンスに必要な遠隔保守サービスや、オンラインで新しいソフトウェアに更新できる機能などを備えているという。