【ニューストピックス〜9月26日】銀行アプリにQR送金機能/スイカ地域交通ICと一体型/ほか

●銀行アプリにQR送金機能
　NTTデータは9月26日、金融機関アプリ「My Pallete®」（現在18金融機関が利用中）でQRコードを使って口座間の送金ができる、日本で初めての機能を2018年内に提供予定であると発表した。

　同機能によって、従来の振り込みで必要であった振込先の口座番号の確認や画面への手入力を、QRコード等のやりとりで簡単に送金ができるようになる。また、アプリと金融機関の基幹系システムとの接続は、同社が提供するSoE基盤「OpenCanvas®」（約7割の金融機関が利用予定）の更新系APIを活用し、高い利便性を実現している。

　なお現在、岩手銀行など複数の金融機関で採用が検討されており、NTTデータは、同機能をさらにOpenCanvasおよびMy Palleteを利用している金融機関を中心に展開していくという。

送金イメージ（出典：NTTデータの報道発表資料より）

＜参照URL＞
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2018/092600.html

●スイカ地域交通ICと一体型
　東日本旅客鉄道（、ソニーイメージングプロダクツ＆ソリューションズ、および、ＪＲ東日本メカトロニクスは9月25日、Suicaと各地域の交通系ICカードを1枚のカードにまとめられる2in1カード「地域連携ICカード」とその発行システムの開発を行い、2021年春の提供開始を目指すことを発表した。

　三社は協力して地域の多様なサービスとSuicaの結びつきを高め、地域特性に応じた安全でシームレスな生活交通ネットワークの構築に取り組む。