日本の生活に慣れた皆さんは、非接触ICカードのかざし方について考えたことはあるだろうか?
いや、考えるまでもない。交通カードだって電子マネーだって社員証だって、ゲートや端末に向かってみんな上から、あるいは前からかざすではないか。
かくいうワタシもそんな常識にとらわれていました。北欧でコレを目の当たりにするまでは。
この端末に対して、ICカードは下のようにかざします。
め、珍しい国もあったものだ。
だがしかし、フィンランドの後、スウェーデン、ノルウェー、と北欧諸国を行けども行けども・・・
世界は広く、われわれの知らないことはまだまだ多い。トコロ変われば文化も変わる。非接触ICカードのかざし方だって、人類みな同じと思ったら大間違いだった。つくづく、決済と文化の関わりって根が深いと感じる出来事であった。
ちなみにこの端末、接触ICカードを処理する際は、なんとカード券面を手前側に向けて真上から挿す(!)という、これまた日本人離れした操作方法になっている点にも注目したい。
【2017年11月20日〜11月25日、北欧諸国にて】
※個人情報保護の観点から写真は一部加工しています。