【写真で見る】平昌オリンピックでは「グローブ」で支払うのが当たり前?

Visa Inc.は米国時間の11月8日(米国時間)、ウェアラブルペイメントデバイス3製品を発表した。オリンピックのファンや各選手は、冬季五輪に向けて制作されたNFC対応ペイメントグローブ、記念ステッカー、大会ピンバッジを非接触対応端末にかざすだけで、支払いができる。

オリンピック・パラリンピック大会のペイメントテクノロジーパートナーであるVisaは、ウェアラブルデバイスのほか、大会時の全会場のペイメントシステム基盤およびネットワーク全体の整備、管理も行い、モバイルやウェアラブルによるペイメントに対応する1,000台以上の非接触POS端末などを提供する。

なおVisaは、韓国の大手リテール企業Lotte Department Storeの金融部門であるLotte Cardと連携し、11月9日より韓国内でプリペイド式ウェアラブルペイメントデバイスの新製品の製造および販売を開始する。製品の概要は以下の通り。

・オリンピック記念ピンバッジ
これまで制作されてきたコレクション可能なオリンピック記念ピンバッジの伝統を引き継ぎ、観客や各選手に施設内で利用できる、ペイメント対応2018年平昌スペシャルデザインオリジナルピンバッジ4製品を発売。価格は1個あたり5,000(韓国)ウォンで、プリペイドチャージ金額は30,000ウォンまたは50,000ウォンのいずれかが選択できる。

・ペイメント対応グローブ
平均気温がマイナス4.8°Cとなる平昌では手袋は必須アイテム。このペイメントグローブによって、手を冷やすことなく安全な支払いが可能になる。オリンピック公式会場および世界中の対応リーダーで購入を完了できる非接触アンテナを搭載したデュアルインターフェースチップが組み込まれている。グローブには30,000ウォンまたは50,000ウォンのプリペイド金額がチャージされる。

・ステッカー
薄く柔らかい粘着ステッカーにデュアルインターフェースNFCチップとアンテナを埋め込んだマイクロタグで、好きなところに貼り付けてシームレスな支払いを一瞬で完了できる。価格は30,000ウォン、50,000ウォン、100,000ウォン、200,000ウォン。2018年平昌大会公式マスコットのスホランや韓国の国旗などをあしらった8デザインが用意される。

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