【ニューストピックス~12月24日】ビザ 米国でステブコ決済開始/ほか

ビザ 米国でステブコ決済開始
 Visa Inc. は12月16日、米国においてUSDC決済サービスを開始したと発表した。これにより、米国Visaのイシュアやアクワイアラは、Circle社が発行するドル連動担保型ステーブルコインUSDCを用いて、Visa決済を行えるようになる。イシュアは資金移動をブロックチェーン上で速やかに行うことが可能となり、週末や休日も対応できるなど運用面での柔軟性が向上する。一方で、ユーザーがカード決済する際の体験に変更はない。サービス開始時点では、Cross River BankとLead Bankの2行が参加しており、両行はSolanaというブロックチェーン上でUSDCによるVisa決済を開始している。Visaは、2026年内に米国でこの取り組みをさらに拡大する予定。
 また、VisaはCircle社が開発中の新しいブロックチェーン「Arc」の設計にも関わっている。Arcは現在テスト段階にあり、国際的な商取引を支えることを目的に、必要な性能と拡張性を備えた仕組みとして開発が進められている。将来的には、Visaネットワーク内のUSDC決済にArcを活用し、バリデータノードを運用する計画だという。
 なお、今回の取り組みは、Visaがこれまで数年にわたり世界各地で行ってきたステーブルコイン決済の実証実験を米国市場で本格的に展開するもので、同社は2021年に初めてUSDCを用いた決済の試験を行っている。

(出典:ビザ・ワールドワイド・ジャパンの報道発表資料より)

(出典:ビザ・ワールドワイド・ジャパンの報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-251224.html


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日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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