【ニューストピックス～5月19日】エアウォレット貸金事業参入/ほか

●エアウォレット貸金事業参入
　リクルートMUFGビジネス（以下、RMB）は5月19日、2025年夏より、個人向けの新たなローンサービス『エアウォレットクイックローン』の提供を開始すると発表した。スマートフォンアプリ『エアウォレット』を通じて申し込むと、最短5分での借り入れが可能となる。また、5月19日からは『エアウォレット』アプリおよびリクルートIDを利用中のユーザーを対象に、先行特典を含む情報提供サイトの公開を開始した。
　『エアウォレットクイックローン』は、本人確認済みの『エアウォレット』ユーザーが、希望金額とログインパスワードを入力するだけで申し込みが完了し、審査通過後はアプリへのチャージまたは銀行振込によって借り入れができる。貸付業務は、三菱UFJフィナンシャル・グループのGeNiEが担い、RMBは代理店（届出予定）としてユーザーへの案内や申込手続きを担当する。従来のローンに対する心理的なハードルを下げ、利用者が手軽に、かつ安心して資金を確保できる環境を整えていくという。
　サービス提供にあたっては、利用者が計画的な返済を行えるよう、借り入れ状況や返済スケジュールをアプリ上で随時確認できる機能を提供する。また、自動引き落としやリマインド通知などにより返済の漏れを防止する。加えて、リクルートが提供する『シフトボード』アプリとの連携により、給与見込みなどに基づいた無理のない借り入れ判断を後押しする設計となっている。
　今後は、リクルートおよび三菱UFJ銀行が保有するデータを活用し、より柔軟な金利設定や、キャンペーンなどの利用者特典の提供も検討していく。なお、データ活用にあたっては、あらかじめ同意を得たユーザーのみを対象とし、借り入れ情報が他サービスに共有されることはないという。