京王電鉄は11月6日から、京王電鉄の全駅で「タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等」および「QRコード」を活用した乗車サービスに対応した。今年3月25日から企画乗車券の「高尾山きっぷ」について、一部の駅で上記媒体による実証実験を開始していたが、11月6日からは「タッチ決済」の都度乗車に全駅で対応した。(なお、京王電鉄の路線内限定のサービスで、京王線と相互直通運転を行っている他社線では利用できない)
これを記念して、関東在住の記者がさっそくその「乗り心地」を体験してきた。筆者の場合、新宿駅から京王線に乗車し、明大前駅で京王井の頭線にいったん乗り換え。そこから吉祥寺駅を目指すルートを採った。
以下、写真でレポートする。
写真1 やってきました京王線・新宿駅
写真2 QRリーダーがこちら側にせり出してくる印象が強く、タッチ決済リーダーは改札機本体との「谷間」に隠れがち
写真3 タッチ決済は国際6ブランドに対応。Mastercardは現状未対応
写真4 Apple Payのタッチ決済をかざして乗車してみる。Face IDなどの本人認証をあらかじめ済ませた状態でiPhoneを準備しておくとスムーズに通過できる
写真5 明大前駅で京王井の頭線に乗り換え、一路、吉祥寺駅を目指す(乗り換えのための改札通過はない)
写真6 明大前駅に設置されていたQR&タッチ決済対応改札。交通系ICや切符と共用で、ボディは京王線カラー
写真7 降車時の自動改札画面ディスプレイには今回の乗車料金が表示される。この画面は改札機の終端にあるのでお見逃しのないよう
写真8 あらかじめ使用するカードを登録しておいた「Q-move」(https://q-move.info/)のマイページから乗車履歴が確認できる。しっかりと利用区間と料金が記録されていることがわかる