●東急 タッチ乗車実験を全駅に
東急電鉄は12月6日、田園都市線で実施している「クレジットカードのタッチ機能」と「QRコード」を活用した乗車サービスの実証実験を、2023年12月12日から東横線・目黒線全駅と東急新横浜線・大井町線・池上線・東急多摩川線の一部駅で開始し、2024年１月までには、東急線の全駅（但し、世田谷線と東急新横浜線の新横浜駅を除く）で実施すると発表した。実証実験では、デジタルチケットサービス「Q SKIP」の販売サイト上で、乗車券をクレジットカードで事前に購入し、入出場時にスマートフォンやクレジットカードのタッチ機能、QRコードを改札機にかざして利用する。
同社は、クレジットカードやスマートフォンでの乗車を可能にする改札機の整備を進めるとともに、Q SKIPを通じて様々な乗車券の販売を行っていく。新たなデジタルチケットとして、「東急線ワンデーパス」や「東急線トライアングルパス」、「池上線・東急多摩川線ワンデーパス」などが限定価格で提供される。また、キャンペーンや東急グループの施設と連携した企画乗車券なども予定されている。
今後は、「人」「まち」「交通」をデジタルでつなぐ乗車サービスを構築し、来街者にも利用しやすい環境を整備する方針で、クレジットカードを使用した後払いの乗車サービスも検討していくという。
（出典：東急電鉄の報道発表資料より）
＜参照URL＞
https://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid%3Dpost_52991.html
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