●東武日立 生体認証活用で合意
東武鉄道と日立製作所は8月29日、生体認証を用いたデジタルアイデンティティの共通プラットフォームを立ち上げることで合意したと発表した。このプラットフォームは、個人の属性情報をデジタル空間に保存し、生体認証を通じて安全にアクセスし、決済やポイント付与、本人確認などのサービスを提供する。第一弾として、東武ストアでは同プラットフォームに対応したセルフレジを導入し、生体認証を通じて決済やポイント利用、年齢確認を実現する。指静脈認証や顔認証、QRコードを通じた認証など複数の認証方式を利用シーンに応じて選択でき、迅速かつ手軽に導入できるという。なお、ユーザーが安心して利用できるサービスをめざし、ジェーシービーが生体認証を用いた決済のガイドライン策定への助言などを通じ、検討に参画する。
プラットフォームの展望としては、東武ストアでの導入と評価を踏まえて機能を拡充し、決済だけでなくチェックインや入退場などのユースケースにも対応する予定。また、鉄道分野や交通、商業施設、ホテルなどの施設への導入を進め、生体認証を活用したさまざまなサービスを展開する計画だという。
<参照URL>
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2023/08/0829b.html
●その他の関連ニュース
NEC、顔認証技術でハワイのホームレス問題に貢献
マイナンバーカード機能等のスマートフォンへの搭載に係る実証事業(技術検証・要件検討)|デジタル庁
株式会社ソルテラスが運営する、24時間セルフジム「ボディフォワード・フィットネス」の決済機能にオンライン決済サービス「http://PAY.JP」が採用 | BASE, Inc.
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」のオートチャージ設定に関するお知らせ – PayPayからのお知らせ
シドニー工科大学の共同イノベーション施設UTS Vaultにおいて属性ベース暗号技術の商用利用に合意 | NTTデータグループ – NTT DATA GROUP
Amazon、新しいドアベル「Ring Battery Doorbell Plus」と新世代屋内用セキュリティカメラ「Ring Indoor Cam(第 2 世代)」を日本で販売開始
住信SBIネット銀行、邦銀初AWSマルチリージョン化による顧客サービス提供の継続性を向上 | プレスリリース | NEOBANK 住信SBIネット銀行
凸版印刷とNHKエデュケーショナル、教育用メタバース空間での協業に向けて開発開始