●ゆうちょ銀もペイビー払込票
ゆうちょ銀行とビリングシステムは、ビリングシステムが提供するスマートフォン決済アプリ「PayB(ペイビー)」に関する業務提携契約に向けた協議を開始することに基本合意したと発表した。両社は、2017年夏のリリースに向けて協議を進める。
ペイビーは、コンビニエンスストアなどで利用できる払込票(以下「コンビニ等払込票」)のバーコードや、ビリングシステムが提供する加盟店用アプリを用いて店舗側が提示するQRコードを、スマートフォンのカメラ機能で読み取り、リアルタイム決済ができるサービス。ゆうちょ口座を保有していれば、利用に際してゆうちょダイレクトの登録は不要である。今回の業務提携においては、ペイビーの機能のうち、まず、コンビニ等払込票について、ペイビーに登録したゆうちょ口座(キャッシュカード利用の総合口座)から即時に決済できるサービスを中心に、リリースの準備を進めていくという。
公共料金や通信販売などの各種支払いに利用されるコンビニ等払込票から対応を開始し、ECショップや電子カタログ、スポーツ観戦場などでの決済についても検討していくという。
<参照URL>
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2017/pdf/pr170518.pdf
●ジャックス 加盟店事業を開始
ジャックスは、Visa/Mastercardの加盟店開拓・契約・管理等を行う「アクワイアリング事業」を2017年4月よりスタートしたと発表した。同社の70万店を超える既存の提携カード・ショッピングクレジット加盟店へ導入を促進するほか、家賃・課金・リース加盟店などの新市場へも拡大を図るという。さらに、全国65店の営業ネットワークをいかし、地場有力企業へ展開するとしている。
<参照URL>
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=72982&code=8584
●楽天銀行アプリ 300万DL
楽天銀行は、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」(以下「楽天銀行アプリ」)の累計ダウンロード数が、2017年4月末で300万件を突破したと発表した。
楽天銀行は、「楽天銀行アプリ」に銀行が提供するスマートフォンアプリとしては国内初の「指紋認証によるログイン機能」の導入をはじめ、振込先の口座情報を知らなくてもViberやFacebookのアカウント情報やメールアドレスで簡単に送金ができる「かんたん振込」機能などを備える。他に、顧客が保有する銀行・証券・カード会社等の資産残高や利用履歴などを自動で一括管理できる「マネーサポート」機能や、全国9万台以上の提携ATMを検索できる「ATM検索」機能も利用できる。
<参照URL>
https://www.rakuten-bank.co.jp/press/2017/170518.html
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[2017-05-18]