【ニューストピックス〜5月16日】国内初 P2PEの評価機関 / ほか

 

 

●国内初 P2PEの評価機関
NTTデータ先端技術はこのほど、国際セキュリティ基準の開発、維持・管理、および評価機関の認定等を実施する米国の有限責任会社PCI SSC(PCI Security Standards Council)より、高度なセキュリティ要件を満たすクレジットカード決済ソリューション(P2PE:Point-to-Point Encryption)の評価機関として「QSA (P2PE)」(※1)および「PA-QSA (P2PE)」(※2)に認定されたと発表した。これにより、同社はP2PEソリューションプロバイダー、P2PEコンポーネントプロバイダー、およびP2PEアプリケーションを開発するベンダーに対し、インタビューやシステム設定調査等の審査を行うことが可能になった。

これまで国内にP2PEにおけるアプリケーションセキュリティの評価を行う資格を有する評価機関が存在しなかったため、アプリケーションセキュリティは海外に評価を依頼する必要があったが、今回同社が「PA-QSA (P2PE)」の資格を認定したことで、国内で迅速に評価を実施することが可能になる。

P2PEは、クレジットカード加盟店のPOIデバイス(Point of Interaction:カードからデータを読み取る装置)で読み取ったカード情報を直ちに暗号化し、送信先の安全な復号環境へ到達するまでカード情報を保護する、二拠点間の暗号化方式。NTTデータ先端技術は、従前より提供しているクレジットカード決済に関するセキュリティ基準の準拠支援コンサルティングおよび審査サービスの実績とノウハウを生かし、P2PE審査へサービスを拡大することで、クレジットカード決済のセキュリティレベルの向上に寄与することを目指す。

 

※1 : PCI SSCからトレーニングを受け認定されたセキュリティ評価機関。P2PEソリューションプロバイダーやP2PEコンポーネントプロバイダーに対してインタビュー、ドキュメント調査、システム設定調査などの審査を正式に行うことができる。

※2 : PCI SSCからトレーニングを受け認定されたセキュリティ評価機関。P2PEソリューションで使用されるP2PEアプリケーションを開発するベンダーに対してインタビュー、ドキュメント調査、システム設定調査などの審査を正式に行うことができる。

 

P2PE全体像

P2PEの全体像(出典:NTTデータ先端技術の報道発表資料より)

<参照URL>
http://www.intellilink.co.jp/all/topics/20170516/PA-QSA.html

 

 

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[2017-05-16]

 

 

 

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日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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