【ニューストピックス～3月20日】シャトレーゼ無人決済を導入/民間事業者向け本人確認手引/ほか

●シャトレーゼ無人決済を導入
　TOUCH TO GOは3月20日、同社の無人決済システムがシャトレーゼ西麻布店に導入され、同25日に同店が「24時間無人販売店舗」としてリニューアルオープンされると発表した。菓子業界初の無人決済システム導入になるという。天井に設置された複数のカメラなどの情報から、入店したお客が手に取った商品をリアルタイムに認識する。また、出口付近の決済端末のディスプレイ表示された購入商品の明細と合計金額を確認し、決済をするだけで買い物が完了する。なお、11:00～20:00は有人での販売も行われる。

TTGの無人決済を導入した西麻布店の外観（左）、内観（右）
（出典：TOUCH TO GOの報道発表資料より）

＜参照URL＞
https://ttg.co.jp/press-release/2023/03/4658/

●民間事業者向け本人確認手引
　一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパンは3月20日、「民間事業者向けデジタル本人確認ガイドライン」を策定したと発表した。2022年5月に、KYCワーキンググループ内に会員企業10社とデジタル庁、有識者から構成する「本人確認ガイドラインタスクフォース」を設置して検討を重ねてきた。同ガイドラインは、民間事業者が自社サービスに応じた本人確認手法を選択するためのガイドブックとして活用されることを想定しており、「本人確認の導入・選択に必要な基礎知識」、「本人確認手法の特徴」、「マイナンバーカードや本人確認を巡る最新動向等」を始めとした内容が盛り込まれている。

なお、本人確認ガイドラインタスクフォースのメンバーは以下のとおり。
リーダー：株式会社TRUSTDOCK
サブリーダー：株式会社NTTドコモ
構成員（50音順）：伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、KDDI株式会社、株式会社ジェーシービー、セコム株式会社、ソフトバンク株式会社、デロイトトーマツサイバー合同会社、トッパン・フォームズ株式会社、株式会社Liquid
オブザーバー（50音順）：落合孝文弁護士、OpenIDファウンデーション・ジャパン、デジタル庁（吉田泰己氏、林達也氏、山田達司氏、前川沙美氏）