【ニューストピックス～5月27日】日本でウェイボー提携カード/プリン山口市の地域券に採用/ほか

●日本でウェイボー提携カード
　中国最大のSNSであるWeibo（微博・ウェイボー）の日本総代理業務を運営する Zホールディングスは5月27日、ライフカードと提携し、2021 年 2 月 4 日開催の「Weibo Account Festival in Tokyo 2020」で発表した『Weibo Card』を発行すると発表した。現在、日本国内に居住する在日中国人約80万人や、今後さらに来日が見込まれる中国人の方を中心に、同日よりWeibo（SNS）、Weibo Card専用アカウント、日本全国のWeibo クーポン取り扱い代理店上で会員募集を開始する。外国人は日本国内でクレジットカードが発行できないケースがある中で、独自審査基準を設け、審査を行っていくという。
　カードの特典として、在日外国人の方々に対するビザの発行、更新手続き等の行政書士無料相談サービスを提供。他に、住まい環境の支援として「賃貸物件紹介（家賃保証含む）サービス」を、また旅行・移動にも安心な「国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険」を自動付帯する（Weibo Card Plus、Weibo Card Gold に付帯）。Weibo Card Goldには「国内主要空港ラウンジ」の無料利用が付帯する。カードに標準搭載したVisa のタッチ決済のほか、Apple Pay/Google Payに対応する。
　日本国内に居住する、高校生を除く18 歳以上の方が対象で、外国籍の方（在日中国人の方を含む）は申し込み後に在留期間が残り3か月以上ある在留カードを提示する必要がある。

＜参照URL＞
http://www.lifecard.co.jp/news/company/press/pdf/210527.pdf

Weibo Card 3種類のカード券面（出典：Zホールディングスとライフカードの共同報道発表資料より）

●山口デジタル商品券にプリン
　pringは5月27日、送金アプリ「pring(プリン)」が令和3年度に山口市において発行されるプレミアム付デジタル地域商品券として採用されたと発表した。プリンはデジタル地域商品券をアプリ上で簡単に購入、発行することが可能なため、デジタル地域商品券やPayアプリを一から構築するのと比べ、低コストかつ、スピーディに発行でき、自治体など発行元の負担を大幅に軽減できるとしている。また、pringではアカウントの登録に際して全ユーザーにeKYCを行い、住所を含む正確な個人情報を有しているため、なりすまし購入や重複申請を防止でき、さらに、加盟店の換金業務が不要のため、不正な換金などを防止でき、地域住民に適正にデジタル地域商品券を利用してもらえるという。