●多通貨対応 JCBウォレット
ジェーシービーとNTTコミュニケーションズは10月8日、世界初の外貨為替レート保証付きモバイルウォレット「JCB Mobile Wallet（仮称）」の実証実験を今月から開始すると発表した。「JCB Mobile Wallet（仮称）」は、JCBブランドのバーチャルプリペイドカードをアプリ上で即時発行でき、キャッシュレス決済やモバイル上での送金、アカウントの利用可否設定、優待店のマップ検索など、モバイルならではの様々なサービスを利用できる多機能ウォレットであるという。また、留学生、ビジネスパーソン、在留外国人の日常の決済から外貨管理まで、以下3つの「Multi」でサポートする。
(1) Multi Currency
22の通貨に24時間いつでも両替可能で、「期間保証」と「リアルタイム」の2つから両替レートを選択できる。「期間保証レート」は、14日以内であれば、使わなかった外貨を元の為替レートで自国通貨に戻すことができるサービス。
(2) Multi Account
家族や法人で複数のアカウントが利用可能。例えば、留学中の子どものサブアカウントに、家族が24時間いつでもチャージすることができる。また、法人アカウントにおいて、海外出張者のサブアカウント毎に残高管理をすることも可能。
(3) Multi Service
レストラン予約やタクシー配車などのさまざまなサービスを、シームレスに提供する。
なお、両社は関係者を対象として2020年10月から11月にかけて実験を実施する。両社は今後、各国の決済環境に応じて、モバイルでのタッチ決済（NFC）、QRコード決済取引や連携するカードでの決済等を幅広くサポートし、さらには、各国のモバイルマネーのオンライン接続や残高交換を実現するNTT Comの「Wallet Exchange」とも連携し、利用シーンの拡大を図る予定。実証実験での結果をもとに、2021年中の日本およびアジア圏での商用化を目指して、サービス開発を進めていく。
「JCB Mobile Wallet(仮称)」のイメージ画面
（出典：ジェーシービーおよびNTTコミュニケーションズの報道発表資料より）
＜参照URL＞
https://www.global.jcb/ja/press/20201008102956.html（ジェーシービーのリリース）
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2020/1008.html（NTTコミュニケーションズのリリース）
●その他の関連ニュース
吉野家「スマホ決済サービス『au PAY』を導入！」｜吉野家
JR東日本スタートアップと電脳交通が資本業務提携を締結 地域交通の課題解決やMaaSの推進に向け連携 – JR 東日本スタートアップ株式会社
Instagram、IGTVでもショッピングが楽しめるように 今年後半からリールでのテストも開始 – Facebookについて
電子決済等代行業者が提供するサービスとのAPI連携開始について | セブン銀行
Ringo Pass でタクシー配車サービスがはじまります｜東日本旅客鉄道
しずおかMaaSが実施するAIオンデマンド交通サービスの実証実験に参画 | ニュース | DNP 大日本印刷
ディーカレット、会津若松市のナイトタイムエコノミー施策「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを提供｜ディーカレット
TIS、会津若松市のナイトタイムエコノミー施策「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを提供 | ニュースリリース | 2020年度 | ニュース | TIS株式会社
KDDIと京都サンガF.C.、5Gを活用した新たなサッカー観戦体験の創出に向け連携 | 2020年 | KDDI株式会社
電子チラシサービス「Shufoo!」、チラシ情報を動画で訴求 | 株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス）
電子チラシサービス「Shufoo!」、Googleマイビジネスにチラシ情報を連携 | 株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス）
新型コロナウイルス感染拡大により世界で利用が加速 AppsFlyer、ショッピングアプリに関する最新調査レポートを発表〜2020年はホリデーシーズンにオンライン購入の需要が急増と予測〜
クレジットセンターにおける「週休3日制」の導入について｜オリエントコーポレーション
中国銀行の住宅ローンにセイコーの電子契約サービス採用 | セイコーソリューションズ株式会社
