【ニューストピックス〜1月15日】カード情報記載裏面を標準に/ほか

●カード情報記載裏面を標準に
　三井住友カードは1月15日、「新たなキャッシュレス決済エクスペリエンス」を提供する準備が整ったとして、1.次世代カードのリリース、２.クレジットアプリからWalletへ、3.新しいコンセプトによる「かぞくのおさいふ」のリリース、の3点について新発表を行った。
　2020年2月3日から同社が発行するすべてのクレジットカード（除く提携カード）を30年ぶりにフルモデルチェンジした新カードをリリースする。新カードでは、カード情報（クレジットカード番号・有効期限・セキュリティコード）をカード裏面に集約する。また、裏面に記載するカード情報は「Visaクイックリード」デザインを採用し、縦に並記する（Visaカードのみ）。Visaカードには「Visaのタッチ決済」を標準搭載する。既存カードは2月3日以降、カード有効期限更新の際やカード再製の際に、新カードに切り替わる。
　3月からは「三井住友カードアプリ」をアップデートし、「Walletアプリ」として公開する。従来のアプリの機能（カード利用履歴の確認、支払口座残高の確認、様々な変更手続きなど）をさらに進化させ、他社発行のカードを含む様々なカード、電子マネー、ポイントカード、Visaプリペイド、銀行口座などの情報をまとめて管理したり、使い過ぎ防止や不正利用防止などの安心・安全機能を新たに導入する。
　また、家庭のより快適なキャッシュレスライフのサポートを目的に、クレジットカードとVisaプリペイドカードの長所を融合させた新しい決済サービス「かぞくのおさいふ」も3月から開始する。家計の管理者は予め、毎月の家族の利用予定額をクレジットカードで「かぞくのおさいふ」に入金（チャージ）しておき、お小遣いや仕送りとして家族の「個々のおさいふ」に入金、家族は入金された範囲でVisaのプリペイドカードを利用できる。プリペイドカードが６歳以上（小学生以上）であれば誰でも持てる。