●「UC台場コイン」の実験へ
みずほフィナンシャルグループのユーシーカード(以下、UCカード)と、SBIホールディングス(以下、SBIH)およびOrbは3月6日、2018年4月より新たな決済インフラ活用の研究の一環として、ブロックチェーン/分散型台帳技術を用いた地域通貨「UC台場コイン(仮称)」の実証実験を開始すると発表した。スマートフォン上で決済・送金・チャージができるプリペイド型の地域通貨を目指し、その名の通りUCカード社員を対象として、お台場のUCカードオフィス内や近隣施設の飲食店等において、「顔認証」または「スタンプ認証」にてキャッシュレスで決済できる仕組み。
同実証実験において、UCカードがコインの発行かつ決済業務を、SBIHがコインの発行・管理するシステムの運営(SBIHが提供する、仮想通貨や前払式支払手段の電子マネー等、様々なデジタル通貨を発行し決済に利用することが可能な「Sコインプラットフォーム」)を、そしてOrbがシステムのベースとなるブロックチェーン/分散型台帳技術「Orb DLT」の提供および周辺機能の開発をそれぞれ担うという。
<参照URL>
http://www2.uccard.co.jp/profile/news_r/pdf/news_r618.pdf
●ラインペイが請求書払い対応
LINE Payは3月6日、「LINE Pay」において、同日より公共料金や通信販売などの請求書上に印刷されたバーコードをスマートフォンで読み込むだけで支払いができる「LINE Pay 請求書支払い」のサービスを開始したと発表した。開始時点では、東京電力エナジーパートナーの請求書への対応開始を開始する。その後、4月上旬から電算システム、5月以降順次、SMBCファイナンスサービス、三菱UFJファクターの対応開始を予定する。
事前に銀行口座やコンビニなどで残高のチャージを行った後、請求書上のバーコードを「LINE Pay」のコードリーダーで読み込むことで、電気料金や水道料金といった公共料金や通信販売などの支払いが可能となる。また、一部企業を除き、今後支払い時に「LINEポイント」の利用も可能となる予定。
<参照URL>
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2078
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