【スウェーデン・ストックホルム】非接触ICカード、上からかざすか? 横からかざすか?

日本の生活に慣れた皆さんは、非接触ICカードのかざし方について考えたことはあるだろうか?
いや、考えるまでもない。交通カードだって電子マネーだって社員証だって、ゲートや端末に向かってみんな上から、あるいは前からかざすではないか。

かくいうワタシもそんな常識にとらわれていました。北欧でコレを目の当たりにするまでは。

@フィンランド・ヘルシンキの売店(撮影・加藤 総

この端末に対して、ICカードは下のようにかざします。

@フィンランド・ヘルシンキの売店(撮影/モデル・加藤 総

め、珍しい国もあったものだ。
だがしかし、フィンランドの後、スウェーデン、ノルウェー、と北欧諸国を行けども行けども・・・

@スウェーデン・ストックホルムのホテル

@ノルウェー・オスロの美術館

 

世界は広く、われわれの知らないことはまだまだ多い。トコロ変われば文化も変わる。非接触ICカードのかざし方だって、人類みな同じと思ったら大間違いだった。つくづく、決済と文化の関わりって根が深いと感じる出来事であった。

ちなみにこの端末、接触ICカードを処理する際は、なんとカード券面を手前側に向けて真上から挿す(!)という、これまた日本人離れした操作方法になっている点にも注目したい。

@スウェーデン・ストックホルムのホテル

 

【2017年11月20日〜11月25日、北欧諸国にて】
※個人情報保護の観点から写真は一部加工しています。

About Author

多田羅 政和 / Masakazu Tatara

電子決済マガジン編集長。新しい電子決済サービスが登場すると自分で試してみたくなるタイプ。日々の支払いではできるだけ現金を使わないように心掛けています。

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