●英コンタクトレス導入10年
米Visaインクの子会社であるVisaヨーロッパは9月4日、イギリスで初めてコンタクトレス（非接触IC）決済が導入されてから10年が経過したことを記念して、コンタクトレス導入先進国であるイギリスのデジタル決済利用に関する調査結果を公表した。
調査対象は消費者2,000人で、英国人の3人に1人（66%）が2007年に初めて導入されて以降に、コンタクトレス決済を利用していることがわかったという。また、英国人の4人に1人（25％）はモバイル端末によるコンタクトレス決済手段を利用したことがある、とした。イギリスでは近年、コンタクトレス決済の利用拡大が目覚ましく、2017年6月の実績として、カード決済の34％をコンタクトレス決済が占めたという（UK Financeの調査による）。また、Visaによると、ポーランド、フランス、スペイン、フィンランドを抜いて、イギリスがヨーロッパで最もコンタクトレス決済の利用件数が多い国となった。特に18〜35歳のミレニアル世代の利用では、その76％をコンタクトレスカードによる購買が占めるとの結果が出ている。
＜参照URL＞
https://www.visaeurope.com/newsroom/news/the-contactless-revolution-ten-years-on
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[2017-09-05]
