●貿易決済もデジタル通貨で
東京海上日動火災保険、NTTデータ、スタンデージ、およびトレードワルツは12月27日、新たな貿易決済の仕組みの実現に向けた実証実験を実施したことを発表した。実証実験の結果を踏まえ、貨物の代わりとして用いる電子B/L(船荷証券)とデジタル通貨(または暗号資産)を同時に交換する、世界で初めての仕組みの実用化を目指す。
貨物と代金の交換を行う貿易取引においては、旧来から貨物の代わりとして用いるB/L(船荷証券/Bill of Lading。運送品引渡請求権(運送人から貨物の引渡しを受ける権利)を表象すると同時に、物権的効力(貨物の所有権を示す)も併せ持つ有価証券)と代金の交換が行われてきた。一方で海外取引の場合、輸出者と輸入者は離れていることから、B/Lと代金を同時に交換することができず、いずれかの債務不履行のリスクが発生し、銀行、保険、ファクタリング等によるリスクヘッジのコストが必要だった。
実証期間は2021年8月~2021年12月の約4か月間。ブロックチェーン技術を活用し、貿易プラットフォームで電子化された「B/L」と「デジタル通貨(または暗号資産)」の同時移転が可能であることを確認した。B/Lや保険証券、Invoice等を電子化する貿易プラットフォーム(TradeWaltz)と複数のブロックチェーンを連携するインターオペラビリティ技術をNTTデータが提供し、暗号資産の移転技術をスタンデージが提供した。また、実証実験の検証には、松尾産業、ウィル・ビーをはじめ、複数企業が参加・協力した。
4社は実証実験の実施結果を踏まえ、2023年度中の事業化に向けて引き続き取り組んでいく。
<参照URL>
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/122702/
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