●決済代行単独で不正検知提供
SBペイメントサービス(以下「SBPS」)は11月11日、同社のオンライン決済サービスを導入した事業者向けに不正検知サービス「AI不正検知」の提供を、同日より開始したと発表した。事業者は「AI不正検知」に申し込みを行い、AIにより算出される決済ごとのスコアから疑わしい取引について確認することで、クレジットカード決済による不正な取引の早期発見が可能となる。これまで国内の決済代行会社は、外部企業と連携して不正検知サービスを事業者に提供していたが、SBPSは今回、保有する決済データや決済に関する知見を生かし独自で不正検知サービスを開発した。これにより、国内の決済代行会社として初めて不正検知サービスの自社提供を行い、事業者が安価で手軽にECでの不正利用対策を実現できるという。
「AI不正検知」の特長は以下の通り。
1. 機械学習を活用
過去の不正パターンを機械学習し、ユーザーがクレジットカード決済を行うタイミングで、当該決済の不正利用のリスクをスコアとして算出する。事業者は、リアルタイムにスコアを把握することにより、不正な取引の早期発見が可能となる。
2.手軽に導入
従来の不正検知ツールの導入には事業者からの追加情報が必要なケースが多く、画面の開発や規約改定といった導入負荷が発生していたが、「AI不正検知」は、決済で利用している情報を利用するため、事業者の導入負荷を軽減できる。
3.動的な対策
不正利用が疑われる取引を抑止できる事業者独自ルールの設定や、疑わしい取引だけに本人認証サービス(3Dセキュア)の認証を追加する機能を提供する。この機能を利用することにより、事業者は動的な対策を行い「属性・行動分析」に該当する改正割賦販売法の対応が可能となる。
<参照URL>
https://www.sbpayment.jp/news/press/2020/20201111_000861/
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